かまってニャ!愛猫が『相手をしてほしがっている』4つのサイン 応えられないときはどうすれば?

かまってニャ!愛猫が『相手をしてほしがっている』4つのサイン 応えられないときはどうすれば?

猫は自立していると思っている人も多いかもしれませんが、実はかまってちゃんな子も多いのです。飼い主さんに相手をしてほしいときには、鳴く、邪魔をするなど猫なりにアピールをしてきます。今回は、そんな猫の「かまってサイン」を4つ紹介します。

1.甲高く大きな声で鳴く

鳴いている子猫

猫が甲高く大きな声で「ニャーオ」と長く鳴くときは飼い主さんに相手をしてほしいサインです。この鳴き方は「ご飯ちょうだい」「トイレ片づけて」などの要求でも見られます。

相手をしてほしいと思っているときは、飼い主さんが反応するまで、しつこく何度も何度も鳴いて訴えてくる猫もいます。無視しつづけるとさらに大きな声で鳴いたり、作業の邪魔をしたりと実力行使に出ることも。

忙しいときも無視をするのではなく「待ってね」と声をかけてあげると良いかもしれませんね。

2.スリスリしてくる

足にスリスリする猫

猫は相手をしてほしいと思っているときや甘えたいときに、手や足、顔などに体をこすりつけてアピールすることがあります。

また猫がスリスリとこすりつけてくる部分は撫でてほしい場所とも言われています。優しく撫でてあげると喜んでもらえるでしょう。

スリスリにはマーキングの意味もあり、所有権をアピールする行動でもあります。大好きな飼い主さんを独り占めしていっしょに遊びたいと思っているのかもしれませんね。

3.作業の邪魔やイタズラをする

キーボードの上に乗っている猫

飼い主さんに相手をしてほしいと思っている猫は、気を引くために作業の邪魔やイタズラをすることがあります。

たとえば読んでいる新聞の上に飛び乗ったり、パソコンで作業しているときにキーボードの上に座ったり、モニターの前に座って画面を見えなくしたりして邪魔をします。

また、高い場所にあるものを落としたり、いつもダメだと言われている行動をわざとしたりして、飼い主さんの気を引こうとしているのです。

そんなときは、5〜10分でもかまいません。イタズラを叱るのではなく、手を止めて相手をしてあげてください。猫の気分によっては、優しく撫でてあげるだけで満足してどこかに行ってしまう場合もあるでしょう。

4.後をついてくる

階段を上る猫

飼い主さんに相手をしてほしいあまりに、ずっと後をついて回りストーカーと化す猫もいます。飼い主さんが移動しようとすると、すかさず追いかけてくる、気づいたら側にいるという状況がつづきます。

相手をしてほしいときに後をついてくるのは、飼い主さんの側にいれば相手をしてもらえると思い、一生懸命に後を追いかけているのです。

また後を追いかけながら足にスリスリしたり、絡みついてきたりすることがあります。「遊んでほしい」「撫でててほしい」というアピールですから、ぜひ気持ちに応えてあげましょう。

要求に応えられない場合の対処法

撫でられている猫

猫が相手をしてほしいとアピールしてきたときに無視するのはおすすめしません。無視されつづけると、攻撃的な行動をしたり、大きなストレスになったりする可能性があります。またこれまで築いてきた信頼関係を壊すことにもなりかねません。

とはいえ、どうしても手を放せないときもあるでしょう。そんなときは、「あとでね」と声をかけたり、ひと撫でしてあげたりするだけでもいいので、なんらかの反応をしてあげることが大切です。

また飼い主さんが忙しいときでも猫が退屈しないように、ひとり遊びできるおもちゃを用意しておくのもおすすめです。

まとめ

カメラ目線の猫

猫は言葉を話すことはできませんが、その代わりに相手をしてほしいという気持ちを鳴き声や行動で一生懸命伝えてきます。それはときとして作業の邪魔だったり、イタズラだったりすることもあります。

猫が発する「相手をしてほしい」のサインを知って、上手に応えてあげられるようになれば、お互いの距離がグッと縮まるきっかけになるはずです。

また相手してほしいアピールに応えてあげることは、イタズラの防止にもなります。今回紹介した4つのサインを参考に対応してあげてくださいね。

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