1.食事の時間
食べることは人間も楽しみな時間ですが、猫にとっても楽しみな時間の1つです。
食べたいという欲求が満たされることで猫は幸せを感じられます。しかし、食事の時間がバラバラだといつ食べられるのかわからず不安に感じてしまうときも。
食事の時間は、なるべくいつも同じ時間にしましょう。
また、猫は本来狩りを一日に何回も行う動物です。そのため、食事の回数が多い方が猫は喜ぶと言われています。飼い主さんの生活にあわせて自動給餌器を利用するものおすすめです。
おやつをうれしそうに食べるからといって、おやつばかり与えるのは肥満につながります。おやつは一日に必要なカロリーの10~20%までにして、与えたおやつのカロリーの分、フードの量を減らしましょう。
2.飼い主さんと遊ぶ時間
猫は狩りをする動物なので、飼い主さんとおもちゃを使って狩りを真似て遊ぶことが大好きです。
遊ぶ時間が決まっていると、その時間になると待っている猫もいます。猫じゃらしをネズミや鳥が動いているように隠しながら動かしてあげると、狩猟本能が刺激されるようです。
猫じゃらしを捕まえられそうで捕まえられない状態に保ちながら遊び、最後は必ず捕まえさせてあげましょう。
3.飼い主さんが起きる時間
飼い主さんが起きると、ごはんをもらえたり構ってもらえたりと、いろいろなことが始まります。
カーテンやドアが開いて外を眺めたり、縄張りである家の中のパトロールをしたり、楽しみがたくさんあるのです。
飼い主さんが起きるまで待っていられる猫もいますが、待ちきれなくて鳴いて起こそうとしたり、ダメだと言われていることをわざとして起こそうとしたりする猫もいます。
中には、飼い主さんが起きると満足して寝てしまう猫もいるそうです。
4.飼い主さんが帰って来る時間
仕事などで飼い主さんが外出すると、ほとんどの猫は外を眺めたり、寝たりしながら過ごしています。
猫は寝る時間が長いですが、退屈で寝ている場合もあるそうです。
飼い主さんが帰ってくることは、退屈な時間が終わることであったり、母猫が帰ってくるような気持ちになったりするのでしょう。
猫はスリスリや爪とぎ、鳴く、走り回る、ついてくるなど、さまざま方法で帰宅した飼い主さんにうれしい気持ちを表現します。
まとめ
猫にとって至福のときは、「食べるとき」「遊ぶとき」「飼い主さんと触れ合うとき」などです。
猫によってはうれしさの表現が控えめな場合もありますが、愛猫の行動や態度を観察して、楽しみにしている時間を見つけてみてください。