ゴキゲンななめな猫の『機嫌の取り方』3選 愛猫を不機嫌なまま放っておかないほうがいい理由も

ゴキゲンななめな猫の『機嫌の取り方』3選 愛猫を不機嫌なまま放っておかないほうがいい理由も

猫は人間と同じように、さまざまな理由で機嫌が悪くなることがあります。飼い主として、愛猫の機嫌が悪くなる原因を理解し、その状態を見逃さないことが大切です。

ゴキゲンななめな猫の『機嫌の取り方』3選

猫じゃらしで遊んでいる猫

1.猫に落ち着ける空間を用意する

猫の機嫌が悪いと感じたときは、猫がリラックスできるような空間を用意してあげましょう。

猫はときとして一人になりたいと感じることがあります。そのような時は、猫にしつこく構ったり、無理にスキンシップを取ろうとしてはいけません。

猫が落ち着くまでは、猫だけの空間でゆったり過ごさせてあげましょう。

たとえば高い場所や人目につきにくい場所に設置された猫ベッドや、キャッタワーなどが適しています。

このような退避所を設けることで、猫はストレスから逃れ、自分のペースで気分を落ち着かせることができるでしょう。

2.猫の好きなおもちゃで気を引く

猫の機嫌が悪いと思ったら、猫の好きなおもちゃで気を引いてみてもいいでしょう。

遊びは猫のストレス解消に非常に効果的です。羽根のついた棒おもちゃや、レーザーポインター、ボールなど、猫の好みに合わせておもちゃを活用してみてください。

猫が遊びの時間を通じてストレスを発散できたら、ご機嫌も戻るかもしれません。また飼い主との楽しい時間を過ごすことで、信頼関係も深まります。

ただし猫が興味を引かない場合は、無理強いしないでくださいね。さらに猫の機嫌を損ねる原因になりますから…。

3.猫の視界の中で見守る

猫の機嫌がななめのときは、そっと見守り時間が解決するのを待っていてもOK。ただし、見守るのは猫の視界のなかで行いましょう。

猫の性格にもよりますが、猫は飼い主の存在をとても気にしています。そのため完全に放置されると、それがまたストレスの原因になるのです。

猫が甘えたくても甘えられない状況におかれている可能性もあるので、見守るにしても「猫を気にしている」態度は見せておくようにしましょう!

まるで子供のようなわがままな気持ちですが、それも猫のかわいい一面だと思って受け入れてあげてくださいね!

猫を不機嫌なまま放っておかないほうがいい理由は?

不機嫌そうな猫

猫が不機嫌な状態を長期間放置することは、猫自身の健康や幸福度、さらには飼い主との関係性にも悪影響を及ぼす可能性があります。

先にも少し述べましたが、「放置」は猫のストレスの原因のひとつです。そしてストレスがたまると、攻撃性が上がったり過度なグルーミングなどの異常行動を引き起こします。

さらに機嫌が悪い状態を放置され続けることで、猫と飼い主との絆が傷つくリスクも…。

そのため猫が不機嫌だからといって、飼い主が完全無視をするのは賢明ではありません。そっとしておくのもいいですが、「気にかけているからね」というアクションも忘れずに。

猫のゴキゲンななめのサインは?

シャーする子猫

猫が機嫌が悪くなると、次のような特徴的なサインを見せることがあります。

  • 耳を後ろに倒す:不安や警戒のサインです。
  • しっぽを左右に振り回す: 興奮しているか、不機嫌な場合も。
  • グルーミングを頻繁に行う: ストレスを感じている可能性があります。
  • 隠れる:安全な場所を求めているサインです。
  • ハッとするような仕草: 驚いているか、不機嫌な場合があります。
  • 唸る、噛みつく:明確な警告のサインです。
  • 体を強張らせる: 警戒しているサインです。
  • 瞳孔が開く:興奮状態を示しています。
  • 毛を逆立てる: 警戒や怒っているサインです。

以上のようなサインが見られたときは、猫の機嫌をうかがって、これ以上機嫌が損なわれないように注意して接しましょう!

まとめ

見つめあう飼い主と猫

猫の機嫌を良くするためには、今回紹介したような方法が効果的です。猫のサインに注意を払いながら、その子に合った接し方をしてあげましょう。

焦らず猫のペースを尊重しながら、猫の機嫌をポジティブな方へ誘導していけると良いですね!

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