1.家族だと思っている
子猫時代は兄弟や母猫にくっついて眠る習性があるため、ぬいぐるみをそのような「自分の家族」に見立てていることもあるのだそうです。
またそれとは逆に、ぬいぐるみを我が子だと思い、懸命にお世話をしようとする猫もいるのだといいます。こちらは、母性本能の強い猫にたびたび見られる行動かもしれません。
もちろん、寝る時だけでなく、ぬいぐるみを咥えて一緒に移動したり、どこにいても常にぬいぐるみと一緒…ということもあるでしょう。
そんな姿を見られるだけでも可愛いので、無理に引き離したりせずに、好きにさせてあげる飼い主さんも多いかもしれませんね。
2.獲物だと思っている
家で暮らす猫にとって、おもちゃやぬいぐるみは「狩り」の対象となっていることもあります。
そのため、ぬいぐるみを「捕まえた獲物」として咥えて歩く子もいるのだそうです。そのような猫は、たまにぬいぐるみをケリケリしている姿も目撃されています。
筆者宅の猫の中にも、ぬいぐるみではありませんが、自分で捕まえたおもちゃを咥えて家族の前を得意げに練り歩く子がいます。まるで「見て見て、捕まえたの!」と言いたげな姿にいつもほっこりさせて貰っています。
3.安心感を得られる
飼い主さんからもらったぬいぐるみを大切にしている猫もいますよね。そのような猫は、飼い主さんのニオイの付いたぬいぐるみがそばにあることで安心感を得ているのだと言われています。
特に、飼い主さんが仕事などで留守にしがちなご家庭では、飼い主さんがいない間はぬいぐるみに付いたニオイを嗅ぐことで(飼い主さんと一緒にいる♪)と感じていることもあるようです。
ぬいぐるみを大切そうに抱きしめて眠っている姿を目撃したら、思わずたくさん写真を撮ってしまいたくなりますよね。しかし、愛猫の眠りを邪魔しないように気を付けてくださいね。
まとめ
今回は、猫が「ぬいぐるみ」に愛着する心理について解説しました。
猫がぬいぐるみを大切にする理由は、その子の性格によるところも大きいですが、どの子もぬいぐるみが大切な存在となっていることに変わりないようですね。
そのため、もしもぬいぐるみを洗濯してあげたいと思った時には、猫にきちんと話をしてあげることも大切です。そうでないと「大切なぬいぐるみを飼い主さんに無理やり奪われた!」と勘違いしてしまう可能性もあるようです。
愛猫がぬいぐるみと一緒に寝たり、咥えて歩いたりする姿はとても可愛いですよね。もちろんぬいぐるみが苦手な子もいますので、無理に与える必要はありません。しかし。、既に『相棒』がいる子に対しては、無理に取り上げるようなことはせず優しく見守ってあげてくださいね。