猫が飼い主さんに『文句をつけたくなる』シーン3選 食事や遊び方…猫が不満を持つ原因は?

猫が飼い主さんに『文句をつけたくなる』シーン3選 食事や遊び方…猫が不満を持つ原因は?

猫にも感情がありますので、飼い主さんの対応によっては、物を申したくなることもあります。そんな文句をつけたくなる原因に、皆さんはどの程度お気づきでしょうか?これから3つのシーンに分けて解説していきますので、この機会に、猫の不満を一緒に解消していきましょう。

1.食事への配慮が足りない

飼い主さんに何かを訴える猫

猫の「好み」に沿ったフードを、どれくらい意識することができていますか?

一般的に猫は、食に飽きやすい傾向があります。

同じ種類のフードを繰り返しあげるのではなく、いくつかの種類でローテーションして工夫してください。

もったいないからといって、猫が食べないと分かっているフードを与え続けることは、不満の原因になるでしょう。

好みに加えて「新鮮さ」にも、配慮する必要があります。

鮮度が低下すると風味が悪くなり、健康面にもマイナスな影響を与えかねませんので、1回で食べきれる量を与えてあげてください。

できるだけ美味しい状態がキープできるよう、フード類の収納管理にも気を配りましょう。

2.遊び方がズレている

猫じゃらしに無関心な猫

遊びに対する反応がイマイチなときは、もしかすると、遊び方がズレているのかもしれません。

例えば、猫が寝ているときに遊びに誘ったり、体力が奪われるほど長時間遊ばせたりしては、猫の気持ちとズレが生じる原因になります。

寝そべったままで気だるそうに遊んでいるときは、あまり乗り気ではないサインです。

猫じゃらしを扱う際は、興味を引かせるため、ねずみのような動きを再現してみましょう。

フードと同じで、遊びも飽きやすいのが猫です。

おもちゃは放置せずに、その都度猫が見えない場所に保管してください。

遊びに飽きないようにする工夫である一方、飼い主さんが知らぬ間に「誤飲」してしまうといった、事故防止にもつながります。

3.構ってサインをスルーする

パソコンの上に座り込む猫

「ネコハラ」という猫の造語を聞いたことはありますか?

飼い主さんが作業しているときに、パソコンの前に座り込んだり、飲んでいるコップに手を伸ばしてみたりといった、自由気ままにふるまう行為全般を言います。

これらの多くは構ってサインであり、単なるハラスメントではありません。

何も反応しないことは、猫の不満を蓄積させ、思わぬ問題行動に発展する場合もありますので、注意する必要があります。

猫のアピールに対してスルーを決め込むのではなく、なるべく相槌を返し、遊ぶ時間を確保してあげてください。

時間を作ることは簡単ではないかもしれませんが、1回の遊ぶ時間は「10分程度」がベストだと言われています。

まとめ

不満げな顔の猫

本記事では、猫が飼い主さんに「文句をつけたくなる」シーンを3つ解説しました。

猫は食に飽きやすい傾向があるため、フードをローテーションをしながら、好みに沿った食事を提供しましょう。

新鮮なうちに食べてもらえるよう、1回で食べきれる量をあげてください。

遊びの時間も有意義に過ごせるよう、タイミングやおもちゃの扱い方にも、工夫を凝らしてほしいものです。

さらに猫は、意外にも「構ってちゃん」な一面を持っています。

できるだけコミュニケーションをとり、不満を溜めさせないよう心がけていきましょう。

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