1.外出が多い
猫から忘れられがちになってしまうのは、もともと家にいる時間が少ない人です。一緒にいる時間が少なければ、猫からあまり関心を持たれなくても仕方ありません。
日頃から仕事が忙しくて留守がちだったり、出張や旅行の多い人は忘れられがちになってしまうでしょう。
単身赴任や入院などで長期間家を空けて戻ったら、猫にそっけない態度をとられたなんてこともありますね。猫との信頼関係が築けているのにも関わらず、猫に忘れられてしまったような気がするときは、いつもとにおいが違うので警戒しているのかもしれません。
また、寂しかったり拗ねている可能性もあります。いつも通りに過ごしていれば、猫の方から近づいてきてくれるでしょう。そのときは、たくさん甘えさせてあげて下さいね。
2.猫と関わらない
猫との絆を深めるのに大切なのが、スキンシップやコミュニケーションです。撫でたり、ブラッシングしたり、一緒に遊ぶことが猫との距離を縮めてくれるのです。
猫はもともと単独行動の動物なので、『自分にとって大事ではないことは忘れてしまう』といわれています。あまり猫と関わりのない人は、猫からすると興味が薄れてしまうのでしょう。
実際、猫がそばにいても猫に関心を払わなければ、猫の方から近寄ってくることもなくなってしまいます。
3.猫のお世話は人まかせ
猫は、食事の用意やトイレの掃除など、毎日のお世話をしてくれる人をちゃんとわかっています。
「家族の誰かがやってくれるからいいや」という考えでは、猫はいつまでも飼い主として認識してくれないでしょう。何もしない人は、猫から重要視されていないので、忘れられてしまうのです。
また、猫はよく遊んでくれる人のことも大好き。遊びも猫との大切なコミュニケーションです。お世話をしたり遊んでくれる人のことは、ある程度離れていた期間があったとしても、覚えているといいます。
1回や2回、猫のお世話をしたくらいでは、良い関係は築けません。日々の積み重ねが大事なのです。
猫から「忘れられない人」になるには?
一緒に暮らしているのに、猫に忘れられたような態度をとられたら、ショックですよね。でも、猫が関心を示さなくなるのには、それなりに理由があるのです。
猫から忘れられないためには、飼い主の方も猫を忘れないこと。それには、猫が甘えてきたらスルーせずに応えてあげる、食事や掃除のお世話をする、遊んであげるなど日々の猫との関わりを大切にすることです。猫にとって、なくてはならない大事な人になりましょう。
ただし、猫が嫌がっているのにしつこく構おうとするのは逆効果です。単独行動の動物である猫にとっては、ひとりの時間も大切。猫の様子を見ながら、猫の気持ちに応えてあげる必要があります。
まとめ
今回は、猫から「忘れられがちな人」の特徴とその理由について解説しました。
猫に忘れられているな…と感じたら、積極的に猫と関わり、時間をかけて少しずつ絆を深めていきましょう。そして、たくさん愛情を注いであげましょう。そうすれば、猫の方も応えてくれるようになりますよ。