愛猫が『猫用ベッド』で寝てくれない5つのワケ 喜んで使ってもらえるベッド選びのポイントも

愛猫が『猫用ベッド』で寝てくれない5つのワケ 喜んで使ってもらえるベッド選びのポイントも

愛猫のために「猫用ベッド」を購入したのに、使ってくれないことってありますよね。実は猫がベッドで寝てくれないのにはワケがあります。本記事では「猫用ベッド」で寝てくれない理由と、使ってもらうためのポイントについて解説していきます。

猫が「猫用ベッド」で寝てくれない5つのワケ

ぬいぐるみと寝る猫

「せっかく新しいベッドを飼ってきたのに、全然使ってくれない…」なんてことありますよね。

今回は、猫が新しい「猫用ベッド」を使ってくれない理由についてご紹介します。

1.ニオイが気になる

新しいベッドには「新品のニオイ」が付いているため、猫が使ってくれないことがあります。

猫は人間よりもはるかに嗅覚が優れているため、私たち飼い主よりもニオイに敏感です。リラックスするためのベッドに知らないニオイがついていたら、猫は近寄らないでしょう。

猫が使ってくれるまで、部屋に置いてニオイがなくなるまで待ってあげてくださいね。

2.場所が気に入らない

猫は静かな場所や暗い場所、高い場所といった落ち着いた空間を好む動物です。

そのため、猫用ベッドの置く場所が悪いと使ってくれないことがあります。騒がしい場所や温度差が激しい場所に設置しないように気を付けましょう。

3.大きさが気に入らない

猫用ベッドが猫の体に合っていない場合も使ってくれないことがあります。

猫は体にフィットするサイズが好きなので、大きすぎたり小さすぎたりすると使ってくれません。

猫よりもサイズが大きい場合は、タオルなどで空間を埋めて体にフィットさせてあげるとよいでしょう。

4.素材が気に入らない

猫用のベッドには形だけでなく素材もさまざまな種類があります。そのため、猫によって「かため」「やわらかめ」といった好みがあるのです。

他にも、メッシュや冷感素材、タオル地やボアといった季節によっても素材は変わります。通年通して同じベッドを使う猫もいれば、温度や湿度によって使い分ける猫もいるようです。

素材に関しては猫に使ってもらわなければわからないので、飼い猫が気に入るまで色々な種類を試してみる方が良いでしょう。

5.警戒している

猫は縄張り意識の強い動物です。自分のテリトリーに新しいベッドが置かれていても、警戒してすぐには使ってくれないことが多いです。

そのため、新しいベッドを用意したときは猫が慣れるまで様子を見てあげるようにしましょう。初めは使ってくれなくても、ある日突然使っていたなんてこともよくあります。

「猫用ベッド」を使ってくれるようにするポイント

猫ハウスと猫

猫も人間と同じように、好みのベッドには個体差があります。「猫用ベッド」を安心して使ってもらうために必要なことは以下の通りです。

  • 飼い猫のニオイを付ける
  • お気に入りの場所に設置する
  • 日当たりが良く静かな場所に設置する

といった方法で使用してくれることがあります。

また「猫用ベッド」といってもクッション性のあるものが好みとは限りません。ダンボールで出来た爪とぎタイプのものや、タオルケットやブランケットのような布の上を好む猫もいます。

愛猫が普段どのような場所で眠っているのかをよく見て、ベッドの種類を選んでみると良いかもしれません。

まとめ

ベッドで丸くなる猫

猫が新しい「猫用ベッド」を使ってくれるかどうかは、実際に使ってみるまでわかりません。

猫は警戒心が強いだけでなく、気分屋な一面もあるので、すぐに使ってくれることもあれば一回も使わずに終わることもあります。

我が家にも飼い猫用のベッドが何種類も置いてありますが、全く使っていなかったのにある日突然使い始めた、なんてことも珍しくありません。

ベッドのニオイと設置場所だけ気を付けた後は、飼い猫が使いたくなるまで気長に待つようにしてくださいね。

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