猫の飼い主が『寂しいキモチ』にさせられる愛猫の態度6選

猫の飼い主が『寂しいキモチ』にさせられる愛猫の態度6選

私たち飼い主が、愛猫に手のひらでコロコロ転がされることは、もはや日常茶飯事です。愛猫の態度によっては、飼い主さんが「寂しいキモチ」にさせられることもあるのではないでしょうか?今回は、猫の6つの行動をご紹介しつつ、そこに秘められた愛猫の思いを紐解いていきます。

「飼い主さんが〇〇した直後」の態度3選

毛づくろいをする猫

1.「ナデナデした直後」に毛づくろいされる

猫は縄張り意識が働くと「自分の匂い」をつけたがります。

猫自身の身体も縄張りのため、飼い主さんが触ることによって、自分の匂いでなくなることが心配なのでしょう。

嫌がっているのではなく、信頼している飼い主さんの匂いを織り交ぜて、バランスを保ちたいようです。

一方、毛並みの乱れを調整している場合もありますので、毛並みに沿って撫でてあげてください。

いずれにせよ、これからも愛猫とのスキンシップを大切にしましょう。

2.「おやつやゴハンをあげた直後」に即解散する

おやつやゴハンをもらえるチャンスを、猫は逃しません。

普段はあまり鳴かないという猫でも、ゴハンが欲しいときは、鳴いてアピールしがちです。

しかし、要求が満たされてお腹がいっぱいになれば、猫はとどまる必要性がなくなります。

すぐに食後のルーティンに突入し、顔を洗ったかと思えば、あっという間に眠りにつきます。

猫は行動やキモチを切り替えることが得意なので、その変化に戸惑う飼い主さんも多いかもしれません。

3.「飼い主さんがイメチェンした直後」に逃げられる

飼い主さんのイメチェンとして代表的なのは「髪型」です。

猫は「シルエット」で区別することもあり、例えば、飼い主さんがロングヘアからショートヘアに変わることで、他人と認識する可能性があります。

もし美容室帰りであれば、飼い主さんがまとう匂いも通常と違うため、ますます誤解して逃げていくのかもしれません。

猫はいつもと同じ通常運転を好む生き物ですが、せっかくのイメチェンには、肯定的な態度をとってもらいたいものです。

「猫の気分が乗らないとき」の態度3選

後ろを向いている猫と、隣で寝ている猫

4.名前を呼んだときに、シッポで生返事される

いつもは名前を呼ぶと返事をしてくれるタイプの愛猫が、シッポをパタパタと動かして生返事したり、反応しなかったりすれば、がっかりするのも自然なことです。

しかし、猫には悪気はなく、そのタイミングでは「気分が乗っていなかった」ただそれだけのようです。

めげずに声をかけたくなりますが、あまりにもしつこい声かけは、猫を不快にさせてしまうので、注意してくださいね。

ちなみに、子猫をあしらう際にも同様に、シッポで生返事をすることがあります。

5.買ってきたおもちゃで遊ばない

飼い主さんの頭の片隅には、いつだって愛猫がいます。

買い物中に「愛猫にもお土産も買っていこう」と思って、期待を込めておもちゃを買っていくのですが、愛猫が喜んでくれるとは限りません。

遊ばない理由として「つまらない」「気分が乗らない」といった理由が考えられます。

つまらないのは、そのおもちゃとの相性が合わないだけの場合もありますが、もしかすると、遊び方が適していないのかもしれません。

愛猫が興味を示すように、野生の獲物に見立てた動きで遊ぶことを意識してみてください。

6.ゴハンに砂かけする

「ゴハンに砂かけする」といっても、実際に砂をかけるワケではなく、あくまでも仕草です。

「もしかして、トイレでもしているつもり?」と勘違いを生みそうなナゾ行動ですが「お腹が空いていない」アピールのひとつと言われています。

野生の猫は、ゴハンを後で食べようと土に埋める習性を持っており、家猫の場合も、その習性が出るのでしょう。

また「このゴハンは好きじゃない」というアピールの際にも、同じ行動を取ることがあります。

少しネガティブにも捉えられますが、愛猫の食性を知るヒントになりますので、柔軟に対応しましょう。

まとめ

ねこじゃらしに興味を示す猫

私たち飼い主は、愛猫が取る態度に日々翻弄されています。

愛猫を喜ばせたくておやつやゴハンを用意したり、スキンシップを取ってあげたりしても、そのときの猫の気分次第で態度が変わることが多く、寂しいキモチにさせられます。

しかし、ときより見せてくれる愛猫のうれしそうな姿が、またよい意味でギャップを生んでいます。

実は、多くの飼い主さんは、愛猫に手のひらでコロコロ転がされるのも、そんなに悪くないと感じているのではないでしょうか…?

スポンサーリンク