1.「ペット用ブラシ」を導入する
ある保険代理店が、犬猫を飼っている飼い主さん向けに行ったアンケートによると、約8割の方が抜け毛対策として「ブラッシング」を取り入れていることが分かりました。
この結果からも、ブラッシングが抜け毛対策に有効だと分かります。
それだけではなく、被毛を綺麗にしたり、マッサージ効果をもたらしたりと、大切な役割を持っています。
ペット用ブラシを持っていない方や、使わないでタンスの肥やしになっている方は、この機会に導入してみませんか?
力加減に配慮し、猫の毛流れに沿ってブラッシングするのがコツです。
2.「空気清浄機」を導入する
空気清浄機は、抜け毛だけでなく、花粉やホコリもキャッチします。
抜け毛などは「アレルギー」を引き起こす要因にもなりますが、空気清浄機は、そんなアレルギーも抑制する優れものです。
基本的には、フィルターの清掃や交換が必要なため、定期的なメンテナンスを心がけてください。
最近は、エアコンに空気清浄機能がついているものも増えてきており、部屋のスペースを取りたくない方にオススメです。
事前にインターネットや専門の雑誌から情報収集を行い、自宅の環境に合ったものを選びましょう。
3.抜け毛がつきにくい性質の服を選ぶ
抜け毛がつきにくい性質の服を、以下のとおり3つご紹介しますので、ぜひ検討してみてください!
- つるつるした素材(ナイロンやポリエステルなど)
- 天然繊維(綿やリネンなど)
- 明るい色(白・黄色・水色など)
「つるつるした素材」は、毛が密着しにくいため、抜け毛がつきにくい特性があります。
静電気は、抜け毛がつく原因になることもありますが、通気性が高い「天然素材」や光吸収に優れている「明るい色」は、静電気が発生しにくいと言われています。
もういっそ同じ色の服を着てごまかす?!
猫の毛色に合わせた服を選ぶのは、ある意味最終手段と言えそうです。
お揃いではないけれど、似たような雰囲気でコーディネートを楽しむ「シミラールック」が、最近注目されていることもあり、おしゃれにごまかせるかもしれません。
筆者の愛猫は、茶トラと黒茶ベースのサビ柄なのですが、筆者は、もともと茶色の色味が好みということもあり、自然に取り入れられそうです。
ただ、家の中にいるのであればよいのですが、外に出る際には配慮しましょう。
「黒い服の人につけてしまうかも」「猫アレルギーの人がいるかも」その視点を忘れず、コロコロクリーナーなどで抜け毛を取り除くのがエチケットです。
まとめ
猫の抜け毛問題は、私たち飼い主にとって終わりのないテーマです。
ペットブラシを取り入れたり、静電気がつきにくい服を選んだりと、できる限り対策していきましょう。
空気清浄機は、抜け毛を取り除くだけでなく、アレルギーを抑制する効果もあります。
猫の毛色に合わせた服を選ぶのは、もはや最終手段と言えますが、外出の前には、抜け毛を取り除くよう心がけましょう。
周囲への配慮を忘れずに、猫との楽しい生活をお過ごしください。