1.猫に合ったサイズのトイレに変更する
![ドーム型のトイレに入る猫の後ろ姿](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/6/ca7312ff3db28dff89f3d5bef2d6b61d.jpg)
そもそもオープンタイプの猫トイレは、猫が砂をかくときにトイレから猫砂が飛び出しやすい構造です。
一方、ドーム型の猫トイレは、オープンタイプのトイレよりも飛び散りが少ないです。また、上から入るタイプの猫トイレは、勢いよく猫砂をかいても外に飛び出ることはありません。
さらに、愛猫の体の大きさに、今使っているトイレのサイズが合わないために、トイレを使うときに猫砂が外に飛び出てしまっている可能性もあります。
体の大きな猫は、トイレが小さくて使いづらいと思っていることがあるそうです。この場合は、猫の体のサイズに合った、より大きなトイレに交換してあげることで、猫砂の飛び散りが抑えられるかもしれません。
ほかにも、老猫や子猫はトイレの縁を超えるのが難しい場合もあるので、猫の体の大きさや、足腰の状態などで使いやすいトイレを選んであげましょう。
2.猫砂を変える
![猫トイレに入れられる猫砂](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/6/c4907a25d2244283174fad9e03a8a1e0.jpg)
細かい猫砂は肉球の間に入りやすく、猫がトイレから出てくるときに飛び散ってしまいやすいです。この場合は、猫砂の粒の大きさを大きいものにすることで、肉球の間に入りにくくなり、飛び散りも少なくできるでしょう。
ただし、猫によっては猫砂のこだわりが強い場合があります。そのため、たまたま新たに変更した猫砂を気に入らなかった場合、布団の上などトイレ以外の場所で排泄をしたり、トイレを我慢したりしてしまうことがあります。
そのような事態を防ぐためには、今までの猫砂と混ぜて少しずつ変えたり、猫砂をいくつか用意して猫の好みと飛び散りにくいものを探したりして、猫の様子を見ながら変えた方がいいでしょう。
3.マットを敷く
![猫トイレの前に立つ猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/0/fa72fa74307ec078ae388ac9b361ec1a.jpg)
実は猫トイレの入り口に敷く「猫砂飛び散り防止マット」というものが売られているのをご存じでしょうか。猫砂を吸着して飛び散りを防いだり、溝に猫砂が落ちるよういなっていたりするマットがあります。
また、このマットの代わりに、人工芝を利用している飼い主さんもいます。
マットは排泄物で汚れる場合もあるので、手軽に洗浄できるタイプを選んでおけば、清潔な状態を保ちやすいのでおすすめです。
4.パーティションをつける
![アクリルのパーティション](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/7/99995e9ec68fd5cb372af36eeab0c143.jpg)
猫砂が飛び散ってほしくない方向にパーティションを設置することで、猫砂の飛び散る範囲を狭め掃除がしやすくなります。
お手軽にダンボールで作ったり、100円ショップのアイテムで作ることもできます。
5.トイレカバーをつける
![猫トイレの前に立つ白黒猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/1/d974008def7952ea35e4f6100d16bd9b.jpg)
猫トイレを隠してしまう家具のような「トイレカバー」というものがあります。
これを使うことでいつもの猫トイレが愛猫専用用の個室トイレのようになって、猫砂が飛び散りにくくなります。
また、これを使えば猫トイレが丸見えにならないため、リビングなどにも猫トイレを置くこともできます。
まとめ
![猫トイレの外にある猫砂](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/9/38739695c538fa5e2feb1f0f5dff17a8.jpg)
今回は、意外とめんどうな「猫砂の飛び散り」防止策について解説しました。
「猫砂の飛び散り」を防ぐには、トイレの形や猫砂の粒の大きさを変えたり、マットやカバーなどを設置したりする方法が挙げられます。
猫が気に入るかというポイントも考慮しなくてはならないため多少めんどうな場合もありますが、掃除回数を減らせる未来を構築すべく、是非いろいろ挑戦してみてはいかがでしょうか。