愛猫の『寝姿』からわかる性格分析4選 仰向けやまん丸…ポーズからわかる愛猫のタイプは?

愛猫の『寝姿』からわかる性格分析4選 仰向けやまん丸…ポーズからわかる愛猫のタイプは?

猫の性格は、些細な行動にあらわれます。そして実は、その「寝姿」からも分かってしまうようです。そこで今回は、愛猫の「寝姿」からわかる性格パターンについて徹底解説いたします。

愛猫の「寝姿」からわかる性格とは

眠る子猫

猫が寝ている姿を見ていると、本当に平和で癒しを感じますよね。しかしその「寝姿」は猫によってさまざまです。ご自宅の愛猫は、どのようなポーズで寝ていることが多いでしょうか。

実は、猫の「寝姿」には、各々の個性や性格があらわれる、といわれているようです。

そこで今回は、愛猫の「寝姿」からわかる性格分析をしてみました。寝ている場所の環境によっても寝姿は変わってくるとは思いますが、その猫がよくしがちな寝姿の傾向が分かれば分析できるかもしれません。ぜひ愛猫の寝ている姿を思い出してみてくださいね。

1.うつ伏せ寝:警戒心が強い

あくびをする猫

通称『スフィンクス』と呼ばれるポーズから寝落ちしたこの寝相。急所である腹部を地面に着けて、前足を伸ばしている状態から見えてくるのは「警戒心」、つまり、ガードが固いということです。

本来であれば危険のない室内でも「いざという時は…!」という考えが抜けず、いつでも逃げようと備えています。実際、眠り自体も浅い可能性が高いでしょう。

愛猫がスフィンクス寝を習慣としているようであれば、今一度その場所の環境を見直してみてください。安心して過ごせる縄張りはありますか。寝床の場所は適切ですか。

例えば、キャットタワーの上や飼い主さんのベッドの下など、猫のみが立ち入れる空間があると良いですね。そのような場所があれば、猫はある程度ぐっすり眠ることができます。

2.丸まって眠る:神経質・不安になりやすい

アンモニャイトで寝ている猫

通称『アンモニャイト』と呼ばれるこの寝相。寒い時にも見られるのですが、室温に関係なくこの寝方をしているのであれば、やや警戒しやすい猫といえるでしょう。

日頃からちょっとした物音に驚いたり、身を縮めながら移動することが多くないでしょうか。そのような猫は神経質で、不安を感じやすい性格なのです。

丸まって眠る最大のメリットは、急所を守れることです。怖がりさんなあまり、(お腹をしっかりガードしたい…)と考えています。

愛猫が臆病な性格だと感じるようであれば、リラックスできるように協力してあげてください。普段の生活の中で大声を出さない、苦手な音を出さない、就寝中は静かにするなどの配慮をお願いします。

3.仰向け:大胆

ヘソ天して寝ている子猫

通称『ヘソ天』と呼ばれる仰向け姿勢。この寝相から見えてくるのは大胆さです。そして、飼い主さんに対する信頼が強い証でもあります。「絶対に襲われない」という確証の元、安心して眠っていることがうかがえます。

ちなみに、これは暑い日にも見られるポーズです。とはいえ、本能的に警戒心が備わった猫がここまでオープンな体勢を取るのは勇気がいることですので、そもそも大胆な性格なのです。

ヘソ天が主流になっている猫は、起きている時も堂々としていることが多いのではないでしょうか。すっかりお家に慣れ、家族に馴染んでいるということです。

4.顔を隠して眠る:甘えっ子

顔を隠して眠る猫

前足で顔を覆いながら眠る猫がいますよね。愛おしさを感じるこの寝相から見えてくるのは、子猫気質です。

子猫は母猫の体に密着して眠ります。つまり、顔を隠した状態ということです。既に親離れした猫も、自分自身の前足で顔を隠すことでこの場面を再現することができます。

つまりこのポーズが多い猫は、甘えっ子で子猫要素が強い性格といえます。このような猫は飼い主さんとの密な関わりを好むことが多いので、頻繁に声をかけてあげると良いでしょう。

ちなみに、室内が明るすぎる場合では、単に「まぶしい」という訴えである可能性が高いでしょう。カーテンを閉めたり、照明を落として、猫が眠りやすい環境を整えてあげてください。

まとめ

ニットの中で寝落ちする猫

今回は、愛猫の「寝姿」からわかる性格分析について解説しました。

それぞれの寝姿についての一般的な分析でしたが、もちろん個体差はありますよね。

たとえば「うつぶせ寝」が多いからといって、とくに落胆する必要はありません。ある程度の警戒心を持っているということは、猫らしさが強いということに過ぎないからです。

大胆に仰向けでお腹を出していたかと思えば丸まっていたり…。猫の「寝姿」はとても興味深いですよね。改めて愛猫の寝方を観察してみると、性格分析以外にも面白い発見があるかもしれませんよ。

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