『長毛猫種』人気TOP5!それぞれの性格や特徴、お迎えするときの注意点など

『長毛猫種』人気TOP5!それぞれの性格や特徴、お迎えするときの注意点など

長毛の猫はゴージャスでふわふわで魅力的ですよね。人気の長毛猫種TOP5をご紹介します。長毛猫種それぞれの性格、体の特徴、お迎えするときに注意したいこともお伝えします。

1.ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャット

寒さが厳しい地域が原産であるため、比較的我慢強い性格が多いと言われています。穏やかで子どもや他の猫ともフレンドリーに接してくれます。甘えん坊な性格の子も多く「犬っぽい」と言われることもあります。

あまり鳴かない猫種で、体重はオス猫だと10kgになる子もいます。成長がゆっくりで、成猫になるまで5年ほどかかります。

冒頭で書いたように、フレンドリーで甘えん坊な性格とも言われていますが、実は過剰なスキンシップは苦手です。

また、筋肉質な体なので、運動が多く必要です。長毛なので1日1回はブラッシングをしましょう。

2.ラグドール

ラグドール

ラグドールとは「ぬいぐるみ」という意味で、名前の由来のようにおとなしく穏やかな性格で、飼い主さんに従順だと言われています。激しく遊ぶことに興味がない子も多いようです。

被毛はセミロングです。毛色は白と他の色のハチワレや、顔まわり、耳、しっぽに濃い色や白色が入ります。「世界一重い猫」と言われていて、体長は一般的な猫とあまり変わらないのに、体重はかなり重い、という特徴があります。10kgになる子もいます。

激しい遊びに興味がない性格なので、運動不足や肥満にならないように注意が必要です。食事管理をしたり、おもちゃで遊びに誘うなどしましょう。

被毛は細くて柔らかいので、絡まりやすく毛玉になってしまいます。ブラッシングは毎日行って、毛玉にならないようにすることが大切です。

3.サイベリアン

サイベリアン

ロシアに起源があり、寒い地域で暮らしていたためか忍耐強い性格をしています。温厚で賢く、飼い主に従順です。犬のようにボールをとって来るなど「犬派のための猫」と呼ばれることもあります。なお、飼い主さん以外の人に対しては冷たい態度になることもあるようです。

一般的な猫は2種類の毛で構成されたダブルコートですが、サイベリアンは寒さから体を守るため、被毛は「トリプルコート」です。トリプルコートでふわふわであるため抜け毛が多いのですが、猫アレルギーの原因となる物質の排出が少なく、猫アレルギーが出にくいという特徴があります。

被毛が長く量も多いので、夏は熱中症にならないように室温の調整や直射日光が当たらないように対策をしましょう。毛玉にならないようにするためにブラッシングは毎日必要です。

活発な猫なので、運動不足にならないようにしましょう。

4.メインクーン

メインクーン

強そうな見た目ですが、穏やかで賢く愛情深い性格です。「穏やかな巨人」という愛称があります。

猫の中で最も大きな猫種で「世界一大きい猫」といわれ、体重が10kgを超えることもあります。被毛が長いのでより大きく見えることもあるかもしれません。

毛が絡まないようブラッシングは毎日行いましょう。狩りが得意で運動量が多い猫です。毎日おもちゃで遊んであげて運動をさせる必要があります。

5.ペルシャ

ペルシャ

静かで穏やかな性格です。気品がある姿から「猫の王様」と呼ばれています。おっとりしていてのんびりすることが好きで飼いやすい猫ですが、ベタベタされるのは嫌がります。

丸い顔で、鼻が低いのが特徴です。骨太で筋肉質な体で体重は7kgくらいになることもあります。被毛の長さは15cmくらいになるところもあります。

鼻が低く毛づくろいが苦手なので、毎日ブラッシングする必要があります。涙がでやすく、目の周りが汚れたり涙で毛が変色したりするので、こまめに拭いてあげましょう。

おっとりしているので運動不足になることもあります。短時間でもいいので毎日集中して遊ぶ時間を作ることが大切です。

まとめ

寝そべるメインクーン

今回は、「長毛猫種」の人気TOP5について解説しました。長毛猫種それぞれの魅力をお分かりいただけたでしょうか。

もちろん同じ猫種であっても個体差はあり、性格も体の特徴もそれぞれ違います。長毛と言っても、被毛の構成や質、長さなどにも個性があります。

「長毛猫種」それぞれの特徴やお手入れの方法をきちんと正しく理解したうえでお迎えしてあげましょう。

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