猫に『傷つけられやすい家具』3つ バリバリ爪とぎ代わりに…やめさせるための方法も

猫に『傷つけられやすい家具』3つ バリバリ爪とぎ代わりに…やめさせるための方法も

猫を飼うと悩むことが多いのが、爪とぎ問題。大事な家具に向かってバリバリしてしまいボロボロにしてしまうケースも少なくありません。今回は猫が傷つけることが多い家具を紹介します。

1.ソファー

ソファーを猫

猫が爪とぎしてしまう家具の代表格と言っても過言ではないのが、ソファーではないでしょうか。背もたれはもちろん、座るところや側面など、猫はあちこちで爪を研いでしまい、ソファーをボロボロにしてしまいます。

考えられる理由は様々ですが、以下の要因が大きいと思われます。

  • 居心地がいい
  • 飼い主さんと過ごすことが多いので安心できる
  • 爪心地がいい

いずれの理由にせよ、高価なソファーをボロボロにされるのは、飼い主さんにとって大きな損失なはず。ソファーを長持ちさせるためにも、爪とぎ対策は徹底することが大事です。

2.タンス

タンスから顔を出す猫

タンスも、猫の爪とぎ被害に遭いやすい家具のひとつです。タンスの側面でバリバリと爪を研いでしまうケースは少なくありません。若干硬めの木の質感が好きな猫は、特に気に入りやすいでしょう。

タンスは長く使う家具であるため、愛着をもたれている飼い主さんも多いはずです。大事なタンスを守るため、爪とぎシートを貼るなどの対策を講じておきましょう。

もしくは、爪とぎされやすい箇所に爪とぎ板を貼り付けるのも効果的。飼い主さんの一工夫で大切なタンスを守ることができますので、ボロボロになって手遅れになってしまう前に備えておきましょう。

3.椅子

イスに座る猫

椅子も、猫の爪とぎ対策を施しておくべき家具です。特に背もたれにクッションがあるタイプは、爪とぎのかっこうの的となりえます。あっという間にボロボロにされてしまいます。

椅子は来客時、お客さんを座らせることもある家具ですよね。ボロボロになった椅子しかないと、来客時に少し恥ずかしいかもしれませんので、猫が爪とぎしないように対策は考えておきたいところです。

これから椅子を購入する場合は、クッション付きの背もたれがないタイプを選ぶようにするのがおすすめです。また、すでに自宅にある椅子の場合は、足回りに爪とぎ防止シートを貼るなどが有効な対策として挙げられます。

猫の爪とぎトラブルを防ぐには

爪とぎする猫

猫の爪とぎトラブルを防ぐには、まず猫が快適に爪とぎできる環境を整えることが重要です。猫が満足しやすい爪とぎ板を室内に設置してあげることで、家具への被害が軽減されます。

猫が気に入る爪とぎのタイプや素材は、個体によって異なります。愛猫が喜ぶ爪とぎを気長に探してあげましょう。

また、爪とぎ防止シートを家具などに貼り付けるのもおすすめです。手軽に家具への爪とぎ被害を防止できます。オンラインや100円ショップなどで手に入るので、お気に入りの爪とぎ器がなかなか見つからない場合にはぜひ一度試してみてください。

まとめ

家具で爪とぎする猫

猫の爪とぎトラブルは、猫の飼い主にとっては頭を抱えてしまいがちな問題のひとつであることは間違いありません。しかし猫の爪とぎは本能に基づく行為であるため、やめさせることも難しいでしょう。

そのため、家具よりも満足感が高い爪とぎ場所を用意してあげることが重要です。猫をどうにかするのではなく、そもそも猫の意識を家具に向けさせないような環境作りをすることが大切です。

今回の記事を参考に、猫の爪とぎ問題に備えてみてください。

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