1.鉱物系
![上から見たトイレにいる猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/1/4854336c18de0f136207922a243ad04c.jpg)
「ベントナイト」という鉱石から作られた猫砂です。
メリット
水分を含むとしっかり固まるので、猫トイレの掃除が楽です。
粒が細かく自然の砂に近いため、鉱物系の猫砂を好む猫が多いと言われています。
また、他の猫砂と比べて価格が安く、抗菌や消臭が優れています。
デメリット
砂ぼこりが舞いやすく、猫トイレに猫砂を入れるときや、猫がトイレの前後に砂をかくときにはほこりっぽいと感じることがあります。
2.紙系
![トイレに立っている白黒猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/1be0d3de1d5d5e3a4a37d38049427996.jpg)
再生紙などが原料の猫砂です。固まるタイプと、システムトイレ用の固まらないタイプがあります。
メリット
固まる紙の猫砂の多くは白色の粒なので、猫のおしっこの色を確認しやすいです。血尿など異常に素早く気づくことができます。
また、濡れると青色に変わるタイプの紙の猫砂もあり、掃除をしやすいというメリットがあります。
デメリット
ほこりが出やすいため、この猫砂を使用していることで、猫がくしゃみをすることがあります。
鉱物系と比べて固まり方が弱く、掃除しにくいと感じることがあります。
3.木系
![トイレに入れられる砂を見る猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/a7eb5330b3d4c575cb42254874ed378e.jpg)
おがくずやヒノキなどから作られた猫砂です。
固まるタイプ、システムトイレ用の固まらないタイプ、濡れると崩れるタイプなどがあります。
メリット
木系の猫砂は天然素材なので、安全性が高いです。猫が、足裏についた細かくなった猫砂をなめてしまうことがあっても安心です。
また、木の自然な香りでトイレのにおいを軽減してくれます。
デメリット
固まり方が弱いと感じたり、崩れた猫砂が散らばり掃除が大変になったりすることがあります。
4.おから系
![トイレの中を見る猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/9/435a153604d7a202b2d4150fa9911b21.jpg)
まさにあの「おから」を使った猫砂です。
メリット
猫の中には猫砂を食べてしまう猫もいるのですが、おから系の猫砂は食品でできているため、大量に食べなければ他の猫砂より安全性が高いです。
デメリット
猫砂によっては、おからの独特のにおいが気になる場合があります。
なお、食べても安全性が高い猫砂ですが、アレルギーのある猫は注意が必要です。
5.シリカゲル系
![シリカゲルの砂が入ったトイレ](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/8/6bdfbd3e28a6980ca870053259a53adc.jpg)
乾燥剤にも使われているシリカゲルを使った猫砂です。
シリカゲルが尿を吸収して水分だけを放出します。固まる砂用のトイレで使うタイプと、システムトイレ用のタイプがあります。
メリット
猫砂は水分を吸収しますが固まらず、軽くかき混ぜておくと水分が蒸発するので、ある程度繰り返し使えます。
さらに消臭性に優れていて、猫砂がうんちも水分とにおいを吸収するので、掃除が楽です。
デメリット
吸水性や消臭性が優れていて掃除も楽なのは助かりますが、その分価格が高いです。
まとめ
![猫砂の入ったトイレの隣に座って見上げる猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/5/3c2c2008cb89ebd25b2566842c8fab33.jpg)
今回は、猫砂辞典素材別の5種類の特徴についてご紹介しました。
「猫が気に入るのは鉱物系が多い」と言われていますが、扱いやすさ、予算なども含めて選びたいところですよね。
猫トイレを数個用意して、愛猫にそれぞれの猫砂を実際に試してもらって選ぶのがいいでしょう。