1.真剣にニオイを嗅いでいるとき
愛猫がクンクンと真剣かつ念入りに一点のニオイを嗅いでいるときは、ぜひ撮影の準備をしてみてください。そのような時は、猫が急にぽかーんと口を開いた変顔になる可能性が高いです。猫によっては、目を見開いて変顔度が高くなることもあります。
このとき、嗅いだところが臭かったような顔をしますが、実際は臭かったのではなく、フェロモンがあるか分析しているときの顔で「フレーメン反応」といいます。フレーメン反応をするときは、上顎にある器官にニオイを送るときに口が開いてしまうのです。
自分のにおい、他の猫のにおい、猫のおしっこがついたところ、ハッカ系のにおいに反応することが多いです。
2.遊んでいるとき
おもちゃを追いかけて走っているとき、おもちゃに狙いを定めて飛びかかったときなどに変顔になってしまうことがあります。
このとき、猫は目を見開いていたり、目をぎゅっと閉じていたりします。
ひとりで撮影するよりも、誰かと組んで「猫とおもちゃで遊ぶ担当」「良いタイミングで撮影する担当」と役割分担をすることで、決定的な瞬間を撮りやすいです。
3.寝ているとき
猫の体は柔らかいので、寝相がどうなっているのかは、ぱっと見わからないときがあります。
しかしそんな寝相の悪さのせいで、猫の顔が潰れたり引っ張られているような変顔になることも。
また、寝相に関係なく白目になっていたり、口を開けていたり寝顔が変顔という猫もいます。
猫が寝ているのを見かけたら、そーっと近づいて猫を起こさないように静かに撮影をしましょう。
4.お手入れをしているとき
猫が顔を洗っているとき、爪を噛んで手入れしているとき、毛づくろいをしているときも変顔になっていることがあります。舌を出したままの瞬間、鼻や眉間にシワを寄せて悪い顔になっている瞬間などがあるのです。
猫の毛づくろいは素早いので、連写で撮ってみると面白い瞬間を撮れるかもしれません。
5.あくびをしているとき
猫は可愛い顔をしていても、あくびは豪快。口を大きく開けた瞬間やあくびをしそうなときの顔が変顔になっていることがあります。
また、目を開けたままあくびをしてしまうこともあり、その顔はちょっとホラー要素も感じられます。こちらも可能であれば、ぜひ連写機能を使用して撮影してみてください。
まとめ
猫の変顔を撮影するには、フレーメン反応が見られそうな動きをしているときや、遊びや毛づくろいなど早い動きをしているとき、寝顔やあくび顔を狙ってみましょう。普段はとても可愛い猫でも、クスッと笑えたり怖いと感じたりする変顔を見せてくれます。
たとえ撮った写真がブレてしまっても、それが面白い写真になることもあります。ぜひカメラを構えて挑戦してみてください。