『猫の集会』とは?集まった猫らがやることや集まりやすい時間帯など、ギモンに応える4つの秘密

『猫の集会』とは?集まった猫らがやることや集まりやすい時間帯など、ギモンに応える4つの秘密

猫がたくさん集まる場所があるらしい、猫がたくさんあつまっているのを猫の集会と言うらしい、ということは知っていても、いつ集まるのか、集まってなにをしているのかはあまり知られていないようです。そこで今回は、猫の集会にまつわる4つの疑問について紹介します。

1.そもそも猫の集会ってなに?

猫の集会

猫の集会という言葉は知っているけども、そもそも「猫の集会ってなんぞや?」とお思いの飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

猫の集会とは、公園や駐車場などの開けた場所に数匹から数十匹の猫が集まっている状況のことです。どこからともなくたくさんの猫が集まって来て、一定の距離を保ちながら、毛づくろいをしたり、寝たりして、思い思いの時間を過ごしています。

母親といっしょに集まってきた子猫たちがいっしょに遊ぶ姿が見られることもあるようです。子猫の社会性を養う場にもなっているのかもしれませんね。

2.猫の集会がおこなわれる時期や時間は?

ベンチの上でくつろぐ猫

猫の集会は春から秋にかけておこなわれ、夕方から夜にかけて集まることが多いと言われています。

猫は夜行性と思われがちですが、実は「薄明薄暮」性の動物。薄明薄暮とは夕方朝方の薄暗い時間帯のことです。つまり猫の集会は、猫が起き出して活動をはじめる時間におこなわれているのです。

とはいえ集まる時間は相談して決めているわけではなく、夕方になると近所の猫たちがふらふらっと集まってきます。そしてしばらく自由に過ごしたあと、適当なところで解散となります。

一説によると、発情期はいつもより解散時間が遅くなるとの噂も。

3.猫の集会ではなにをしているの?

座っているキジトラ猫

猫にとって猫の集会は同じ縄張りを共有する猫との顔合わせの場だと考えられています。

都会では、狭い範囲にたくさんの猫が暮らしている場合があります。そういった場所では、狩り場や餌場などを共有しますので、定期的に猫の集会を開いて、新参者が混じっていないかを確認しているのだという説もあります。

また出会いの場としても機能しているのではないか?という意見もあります。ただし発情期以外にも集まっていることから、否定的な意見もあるようですね。

集まる理由に関しては諸説あるようですが、正確なところはわかっていません。なぜ集まっているのか、集まってなにをしているのかは猫に直接聞いてみるしかないのかも知れませんね。猫語の翻訳が待たれます。

4.猫の集会に参加できるのはどんな猫?

草むらに立っている猫

猫の集会は野良猫だけというわけではありません。野良猫、飼い猫、老若男女問わずにたくさんの猫が集まります。ただし誰でも自由に参加できるというわけではないようです。

集まるメンバーはだいたい決まっていて、基本的には同じ縄張りを共有する猫たちが集まっているのではないかと考えられています。新参者が参加するには、顔見知りになってほかの猫たちに参加を認めてもらう必要があるようです。

人間にたとえると、自治会に参加するような感じなのかもしれませんね。

まとめ

猫の集会

猫の集会がおこなわれる理由には諸説ありますが、いまのところはっきりした理由は分かっていません。

だからこそ猫たちが夜毎に集まって「あそこの餌場は豪華な食事が出るぞ」「今日ね、おもしろい場所見つけたよ」「うちの子は目を離すとすぐにいなくなるから困っちゃう」などと話しているのかも!と想像するとワクワクしますよね。

猫の集会はなぜ開かれるのか、いつか知れる日がくることを楽しみに待ちましょう。

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