猫が思わずうっとり眠くなる「スゴ撫で技」
猫を撫でて喜んでもらえるのは飼い主として至福の時間だと思いますが、うっとり眠くさせてしまうほどの「スゴ撫で技」が出来れば飼い主として完璧かもしれません♪
ではその「スゴ撫で技」にはどのようなテクニックが存在するのでしょうか。
1.猫の「今の気分」を瞬時に見抜く
ご存じの通り、猫は結構きまぐれ。そのため、猫が「今なら撫でられても大丈夫」というようなときに撫でないと、うっとりとさせることはできません。
ポイントは、猫の「今の気分」を瞬時に見抜いて、撫でたら確実に喜んでもらえる良きタイミングを逃さないこと。
それは、猫の方から「甘えたい、構ってほしい♪」とこちらにやって来たときと、猫が横になったりのんびりしたりしてリラックスしているときです。このタイミングで愛猫を撫でてあげると喜んでうっとりしてくれることが多いです。
2.あたたかい手で
あたたまってくると眠くなってしまうのは、人も猫も同じです。ご自身の手が冷たいときは、しっかりあたためてから猫を撫でてあげましょう。
十分にあたたかい手のひら全体で、愛猫を包むように撫でます。
ちなみに、猫の頭を撫でるときは、耳も一緒に撫でてあたためてあげるとウトウトと眠くなることがあります。
3.やさしく、マッサージするように
愛猫を撫でるときは、絶対に力を入れすぎずに、やさしく毛の流れにそって撫でます。ゆっくりと撫でてあげることで、猫をリラックスさせることができるでしょう。
なお、肩など、撫でる部位によっては弱い力でゆっくりとマッサージするように撫でると、猫がうっとりすることもあります。
4.猫の好きな撫で方を見つける
撫でられているときの猫の表情や動きを見てみましょう。
目を細めてとろんとした表情、体の力を抜いている、のどをゴロゴロ鳴らしているなど、猫が気持ちいいと感じているときのサインが見られるか確かめます。
少し力を入れた撫で方が好きな場合や、指先でかくように撫でられるのが好き、ポンポンと軽く叩かれるのが好きなど、猫によって撫でられ方の好みが異なります。猫の仕草から好みを見つけてあげましょう。
5.猫が嫌がる前にやめる
猫を撫でる際に気を付けたいのが、撫でられてずっと気持ち良さそうにしていたのに、突然噛みついて怒ってくることがある、ということです。猫の生態に慣れてないうちは、猫のこの瞬時の気分の変わりように驚いてしまう人も。
実は猫は、同じ場所ばかり撫でていたり、撫でる時間が長すぎたりすることが原因でイライラしてしまうのです。突然怒られたように思いますが、実は人間がそのイライラサインに気付かなかっただけなのです。
猫はイライラすると、耳を後ろに伏せるイカ耳をしたり、しっぽを叩きつけるように振ったりしてサインを出します。そのため、そのサインがみられたときや「そろそろ嫌がるかな」と感じたら、即撫でるのを終わりにして解放してあげましょう。
愛猫が撫でられて喜ぶ部位
「うちの猫、あまり撫でられるのが好きそうじゃない…」と思っている新人飼い主さんもいるかもしれません。もしかしたら撫でて欲しい場所が間違っている可能性も。
猫によっても撫でられて嬉しい箇所は異なりますが、一般的に猫が撫でられて喜ぶ、と言われている部位をまずは上手に撫でてみることから試してみましょう。いろいろ試してみる中で、愛猫が好きな部位が見つかるかもしれません。
顔周り
猫はひげや耳をよく動かすので、その周辺が疲れていることが多いようです。
顔周りは、指先でやさしくほぐすように撫でると喜んでくれます。あごや頬はにおいが分泌される場所で、猫はそのような場所を撫でられるのを好みます。
肩、腕
実は、猫も肩が凝ることがある、と言われています。肩甲骨の周りや足の筋肉を、やさしくマッサージするように撫でてあげましょう。
なお、足先や肉球を触られるのは嫌がる猫が多いので注意しましょう。
背中、しっぽの付け根
猫にとって頭から背中は自分で舐めることができない場所なので、撫でられると喜んでくれます。
しっぽの付け根はにおいが分泌される場所なので、撫でたりポンポンと叩いたりすると喜ぶ猫が多いです。
しかしそこは神経が多く集まっているデリケートな部位でもあるので、くれぐれもやさしく撫でてあげましょう。
まとめ
猫をうっとりさせる「スゴ撫で技」は、猫がリラックスしているときにやさしく撫でることです。撫でながら猫が喜ぶ撫で方を見つけてあげるとさらにうっとりしてくれるでしょう。
愛猫がどのような撫で方でうっとりして眠ってしまうのか、この機会に色々試して見つけてみてはいかがでしょうか。