1.脱走
![脱走しようとしている猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/7/0379750cdc55604a53d400f18f3dbfdc.jpg)
大掃除するとき、室内の換気も行われるはずですよね。ご家庭によっては、大掃除の間中、窓や玄関の扉を長時間あけっぱなしでいるところもあるでしょう。
ただし、猫を飼っているご家庭で不用意に扉や窓を開けっ放しにするのは危険です。その隙をついて、好奇心旺盛な猫が外に脱走してしまう恐れがあります。また、網戸だったとしても油断できません。猫は網戸程度であれば容易に開けることができます。
猫が脱走してしまうと、事故に遭遇したり迷子になったり、外猫と喧嘩をしてエイズや白血病ウイルスなどに感染する危険があります。窓や扉を開けて換気するときは、猫を部屋やケージの中に入れておくなどの工夫をしましょう。
2.閉じ込め事故
![タンスの中にいる猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/3/1bb83a15682562cec79aa3a2d3c99709.jpg)
大掃除する際、飼い主さんのまわりを猫がウロウロするケースも少なくありません。
そんなときに気をつけてあげたいのが、閉じ込め事故。猫がいると気づかず、そのまま閉じ込めてしまうかもしれません。
閉じ込め事故で注意したい場所としては、以下の場所が挙げられます。
- 押入れ
- タンス
- お風呂
- トイレ
大掃除の際、上記の場所に猫がいないかどうかを細かく確認してから、扉を閉めるように意識しましょう。
また、大掃除の最中や終わった後も猫が全員無事でいるか、こまめに確かめましょう。
3.洗剤の誤飲誤食
![洗剤で掃除している女性と猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/2/9dfde64b2edc242a0b7e493b33687158.jpg)
大掃除するときは、洗剤の取り扱いにも注意が必要です。万が一、猫が洗剤や漂白剤などの掃除用薬剤を舐めてしまうと危険な状態に陥る可能性が高いです。特に塩素系洗剤は、独特な匂いが広範に拡がりやすく猫によっては興味を抱くことがあるため、自分から近づくこともあるので置き場所の管理は徹底しなくてはなりません。
また、洗剤を拭き取ったつもりでも拭き取り方が甘かった場合、猫が舐めとってしまうリスクもあります。洗剤を使った拭き掃除をするときは念入りに洗剤を拭き取りましょう。
加えて、洗剤を取り扱うときは、その現場に猫が近づかないよう隔離しましょう。もしも、洗剤を舐めてしまった際は、現物または写真を持って早めに動物病院を受診することをおすすめします。
4.猫のストレス
![掃除機に不満げな猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/e1a6fee439035951ded1c77d5b56468b.jpg)
猫のストレスも大掃除するとき、注意してあげたいポイントです。
たとえば、大掃除ついでに模様替えも兼ねて家具の配置を変更すると、猫が生活環境の変化にビックリしストレスを感じてしまいます。他にも、念入りに室内の清掃やニオイ取りをしすぎると、猫が縄張りアピールのためにつけたニオイまで薄れてしまいます。
また、掃除機の音にも注意してあげましょう。大きな音を嫌う猫は多いです。
猫はストレスで体調を崩しやすく、中には重大な病気につながることもあります。
猫にストレスを感じさせないコツは、少しずつ行うこと。一度に掃除するのではなく、できるだけ分担して大掃除し、家具の移動も極力控えると猫のストレスも少なく済みます。
まとめ
![猫と掃除用具](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/6/12d47749f0bb283004c6d84db7696613.jpg)
年末の大掃除は、一年の汚れを徹底的にきれいにして気持ちよく新年を迎えるためにも、もちろんどのご家庭でも行われるかと思います。
ただし、猫を飼っているご家庭では、気をつけていないと思わぬトラブルが起きる懸念もあります。
今回の記事を参考に、猫のいるご家庭では愛猫に配慮した大掃除を行ってみてください。