猫を「家出」させてしまう絶対NGな住環境3つ 当てはまるところは今すぐ改善!

猫を「家出」させてしまう絶対NGな住環境3つ 当てはまるところは今すぐ改善!

愛猫がある日突然「家出」をしてしまったら…と考えると、飼い主としては不安になってしまいますよね。そこで今回は、猫を「家出」させてしまう住環境についてご紹介します。猫の生活スペースを見直して、「家出」させないように改善をしましょう。

1.猫のストレス対策をしていない

引っ越しの段ボールと黒猫

猫が外に出たがる理由はさまざまです。引っ越しで環境の変化に不安になり元の場所に戻ろうとする、外で暮らした経験がある、好奇心旺盛な性格などがあります。

ストレス対策ができていて居心地が良い環境になると猫が「外に出たい」と思う気持ちを抑えることにつながります。

猫のストレスを軽減するには、猫が猫らしく生活できることがポイントです。外や部屋の中を高い場所から見ることができる見晴らし台が猫には必要です。外を眺めることが猫にとって楽しいことのひとつになります。

他には、箱など隠れられる場所、常に清潔で大きなトイレ、お気に入りの爪とぎ、トイレから離れた食事場所があることも大切です。

2.同居猫との生活を考えた部屋づくりをしていない

2匹の猫

新たに猫を迎え入れた場合、先住猫は自分の縄張りに知らない猫が侵入したと感じて警戒します。新入り猫のお世話で飼い主さんに構ってもらえないことが先住猫のストレスになると、居心地が悪くなり家出をする可能性が出てくるのです。

新入り猫と先住猫は始めは別の部屋で生活をし、対面は時間をかけて行い、何事も先住猫を優先することが大切になります。

住環境では、猫はパーソナルスペースを大切にするため、猫同士が1~3mの距離を開けて生活できるようにすることが必要と言われています。それぞれの食事場所、トイレ、休憩場所などは距離をあけて設置してストレスを軽減してあげましょう。

3.猫の脱走対策をしていない

窓から出ようとする猫

窓や玄関に続く廊下には脱走防止のフェンスがあると安心です。窓や玄関が開いた瞬間にすき間から猫が外に出てしまうのを防ぐことができます。

なお、窓に網戸があっても安心はできません。猫が爪で網戸を破ったり器用に開けてしまうことができるからです。網戸のストッパーをつける方法もありますが、猫同士の追いかけっこやケンカで網戸にぶつかると、網戸が破れたり外れたりすることもあります。

さらに、ベランダから猫が外に出てしまうこともあるので、ベランダに出る窓も対策が必要です。脱走防止のフェンスは、猫が飛び越えられない高さ、猫がすり抜けられない幅のものを設置しましょう。

まとめ

塀の上を歩く猫

猫の「家出」は、猫が居心地が悪いと感じさせてしまう住環境や脱走を防止する対策が行われていない環境が原因となる場合があります。

猫が快適に暮らせるように環境を見直すことで、猫が家出したくなる気持ちを抑えることができます。フェンスなどで脱走対策をすることも重要です。

猫と一緒に生活する住環境を今一度見直して、猫の「家出」を未然に防ぎましょう。

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