猫も呼び戻しができる?「おいで」ができるようになるメリットと、猫でもできるトレーニング法

猫も呼び戻しができる?「おいで」ができるようになるメリットと、猫でもできるトレーニング法

猫はしつけが難しいといわれていますが、実は正しいトレーニングをすることで「おいで」を覚えてもらえる可能性が高くなります。今回は「おいで」を覚えることのメリットからトレーニング方法のコツまでをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください!

「しつけの必要がない」「しつけが難しい」というイメージを持たれやすい猫ですが、繰り返しトレーニングをすることによって、やってはいけないこと、やれば褒められる(おやつをもらえる)ことを覚えてくれます。

今回は、日常生活でも役立つ場面の多い「おいで」について、メリットやトレーニング方法をご紹介します!

まずは、「おいで」を覚えることでどんなシーンで活用できるのか、そのメリットからみていきましょう!

「おいで」を覚えるメリット

首をかしげている猫

飼い主さんが呼ぶと来てくれる、というのは猫に危険が及びそうな時や災害時、脱走時など、一刻を争う場合にとても役立ちます。

特に日本は自然災害が多く、急いで避難が必要な場合もあります。そんなときでも、「おいで」を覚えていればスムーズにケージへ誘導することが可能です。

また、平常時でも、猫が苦手なお客さんの来訪時など、一時的にケージへ入ってもらいたい場合に活用できます。覚えられれば多くのメリットがありますので、時間はかかるかもしれませんが、ぜひ根気よくトレーニングしてみてくださいね。

猫にも効果的な「おいで」のトレーニング方法

飼い主さんを見つめる猫

実際にトレーニングをする際には、おやつを使いながら徐々に距離を取り、慣れさせることが大切です。

また、トレーニングを行うタイミングとしては、猫がおなかを空かせている時が最も効果的で成功率が高いといわれています。普段の食事の時間の直前や、猫からごはんをおねだりしてきたタイミングで行うと、空腹感から素直に行動してくれます。

トレーニング方法としては、はじめのうちは猫のすぐそばに座って「おいで」と声をかけながらおやつをあげます。その後、1歩分離れる、2~3m離れる、といった形で少しずつ距離を伸ばしていきます。

「おいで」という言葉とおやつを猫が結び付けて考えられるようになるまでトレーニングを継続することで、猫に覚えてもらいやすくなります。

また、トレーニングする際に飼い主さんが気を付けたいポイントとして、毎回同じ動作、声色になるように心がけることが大切です。

猫は言葉が通じない分、声の高さやボリューム、動作などから飼い主さんの気持ちを感じ取っているため、トレーニングのたびにそれらが異なっていると混乱させてしまうかもしれません。

最初はなかなか上手くいかないこともあるかもしれませんが、だんだんと成功率があがっていくはずですので、おやつの量に気を付けながら粘り強く続けてみましょう!

まとめ

振り返る猫

今回は、いざというときにも役立つ「おいで」のメリットとトレーニング方法についてご紹介しました。

犬と同じようにしつけることは難しいですが、猫も少しずつ練習することで覚えてくれる可能性は高くなっていきます。

元々の性格も関係するため個体差はありますが、あきらめずに続けることで、愛猫とさらにコミュニケーションをとりやすくなりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

スポンサーリンク