1.猫は留守番が得意
一般的に、『猫は留守番が得意』とされています。もちろん例外はありますが、基本的にはひとりで留守番を任されたとしても問題なく過ごせる子が多いでしょう。
元々猫という動物は群れを形成するよりも、単独で活動する生き方を好んでいた動物。他者に依存するといったことも少なく、ひとりでものんびり過ごせます。ひとりで留守番となっても気にしない子は多いようです。
そのため、(留守番させてしまって愛猫に寂しい思いをさせていないか)という心配は不要です。
2.短時間の留守番は平気
「猫は留守番が得意」と述べましたが、1時間以内の短時間であれば外出に気付かないケースも多いです。
猫からしたら、ちょっとニャルソックしていたり、ご飯を食べてボーっとしていたら気付かぬうちに飼い主さんがいなくなってた、程度の感覚かもしれません。
近くのコンビニやスーパーに買い物に出かけるくらいであれば、猫に留守番を任せても問題ないでしょう。
3.だいたい寝ている
「留守番中の猫達は一体何をしているのか?」という疑問に関して、時間帯にもよりますが基本的には寝ていることが大半です。
本来、猫という動物は人間以上に睡眠をとる動物。1日12~16時間は寝ているといわれているため、留守番中もだいたい眠っていることが多いです。
それ以外だと、ニャルソックをしていたりご飯を食べるなどの行動が挙げられます。いずれにせよ、睡眠や食事などに没頭している時間が長いため寂しがっているヒマはないのかもしれません。
4.注意が必要なケースもある
前述の通り、猫の大半は問題なく留守番できます。しかし、中には留守番させるのが心配な例外も存在します。
- 分離不安の猫
- 生後間もない子猫
分離不安とは、猫が精神的に飼い主さんに対して依存してしまっている状態をいいます。元々、猫は分離不安になりにくいといわれていましたが、近年の在宅ワークなどの影響で飼い主さんと一緒にいる時間が長くなり、分離不安を抱える子も増えたようです。
このような猫達に長時間の留守番を任せると、ストレスによる体調不良を起こす心配があります。分離不安の疑いがある猫に対しては、短時間の留守番から少しずつ慣らしていってあげましょう。
一方、生後2ヶ月前後の赤ちゃん猫も、あまり留守番させるべきではないです。まだ、体の機能が未熟なため、突然具合が悪くなることも珍しくありません。
この時期の子猫を飼われている方は、代わりに見てくれるペットシッターや様子を見守れるペットカメラなどの工夫を取り入れましょう。
まとめ
猫の多くは飼い主さんが不在でも、特段気にすることなくのんびりお留守番を全うしてくれます。
ただ、猫にお留守番をさせるときは以下の点に気を付けてあげましょう。
- 食事や飲み水の準備
- 空調管理
- 戸締りの確認
- トイレの清掃
- 部屋を自由に行き来できるよう扉を開けておく
- 部屋に閉じ込めていないか
留守中の間は、当然猫のお世話はできません。不在であっても、猫の生活に支障がないようしっかり準備をしてから出かけるべきです。
今回の記事を猫に留守番を任せるときの参考にお役立てください。