猫に「ごめんね」を伝える方法
1.猫が喜ぶところを撫でながら謝罪する
飼い主さんの言動に傷ついたり怒ったりしても、猫は「そろそろ許してあげようかな」と思った時に自分から飼い主さんに近寄ってきてくれるはずです。愛猫が歩み寄ってくれた時は仲直りをするチャンスなので、喜ぶところを撫でながら「ごめんね」と素直に言葉で謝罪しましょう。
撫でながら優しい声で「大好きだよ」「いい子だね」などと褒めると、愛猫も機嫌を直してくれるかもしれませんね。ただし長時間撫で続けたり謝り続けたりすると、「しつこい!」と再び愛猫を怒らせてしまうことになるので注意してください。
2.お詫びとしておやつをあげる
猫に謝罪の気持ちを伝えて許してもらうには、やはりおやつをあげるのが効果的です。愛猫が大好きなおやつをお詫びとしてあげることで、機嫌を直してもらいましょう。
とはいえおやつの食べ過ぎは肥満の原因になってしまうので、与える量には注意しなくてはなりません。また愛猫の機嫌をとるために特別なおやつをあげようとして、人間用の食べ物を与えるのも健康に悪いです。愛猫に「ごめんね」を伝えることは大切ですが、健康への配慮も忘れないでくださいね。
3.しっかり反省して行動を改める
飼い主さんの誠意を伝えるためには、行動を改めることが大切です。たとえば大きな物音を立てて愛猫を驚かせてしまった場合は、その時に「ごめんね」と伝えるだけでは足りません。それ以降はできるだけ大きな物音を立てないように気をつけること、同じ失敗を繰り返さないことが何より重要なのです。
愛猫に不快な思いをさせてしまうことがあっても、その度にしっかり反省して行動を改めていけば、少しずつ猫にとって理想的な飼い主さんに近づいていけるはずですよ。
猫への謝罪はタイミングが重要!
「ごめんね」と伝えて仲直りがしたくても、謝罪の方法を間違えるとかえって愛猫の機嫌を損ねてしまう可能性があります。猫への謝罪はタイミングが重要です。
愛猫が怒っている時やショックを受けている時は、飼い主さんが近づいたり話しかけたりするだけで嫌がられることも…。
「こっち来ないで!」と怒られた挙句に、引っ掻かれたり猫パンチをされたりする場合もあるので要注意です。猫の気持ちが落ち着くまでは、あえて構わずにそっとしておくほうがよいでしょう。
しばらくそっとしておくと、猫の怒りやショックは自然とおさまります。愛猫の気持ちが落ち着いたら、「ごめんね」を伝えるチャンスです!なかなか謝罪のタイミングがつかめない場合は、愛猫の方から飼い主さんに近づいてきてくれるのを待ちましょう。
まとめ
うっかり足やしっぽを踏んづけてしまった、ドジをした時に笑ってプライドを傷つけてしまった、帰宅するのが遅くなって寂しい思いをさせてしまった…など愛猫に謝りたくなる瞬間は日常的にあるかと思います。愛猫との関係を悪くしないために、誠意をもって「ごめんね」と伝えることが大切です。
謝罪の方法を間違えると仲直りが難しくなってしまうので、愛猫の気持ちやタイミングを考慮して「ごめんね」を伝えてくださいね!