レーザーポインターで遊ぶ時に気をつけたいこと4つ
愛猫とレーザーポインターで遊ぶときは、次の4つのことに注意しましょう!
1.猫の目や体に直接あてない
レーザーポインターで遊ぶときに最も注意すべきことは、猫の目や体に直接あてないことです。
猫の網膜は人よりもはるかにデリケートで、たとえ弱い光であっても目に入ると網膜が破壊されてしまうリスクがあります。網膜は、破壊されると再生不可能で失明の原因にもなるため注意しましょう。
また体に直接あてるのもNG!レーザーがあたったから皮膚がやけどするというわけではありませんが、猫は網膜と同じように皮膚もデリケート。そのため害がないともいいきれず、直接当てるのは避けるのが無難です。
2.光の強さは最小にする
光の強さを調整できるものであれば、一番弱い光を選択して遊ぶようにしましょう。弱い光であれば万が一の衝撃も最小限に抑えられますので、猫となるべく安全に遊ぶためにも光の強さの設定は忘れずに。
3.猫用レーザーポインターを使う
人が使うレーザーポインターで遊んでいけないわけではないですが、猫と遊ぶなら猫用のポインターを使うようにしましょう。
猫用ポインターはレーザーのなかでも最も弱い光が採用されており、光自体もLEDであるものがほとんど。そのため猫に無害で安全性が高く、飼い主も気兼ねなく遊べます。
また光のデザインもさまざまで、丸い形だけでなく、ネズミ・肉球・魚など遊び心のある商品も、お手頃価格で購入できます。
4.家具や壁ポインターをあてない
壁や家具そのほか傷つけさせたくない場所に、ポインターをあてるのはやめましょう!
というのも猫はポインターの光を獲物と見立てて、爪を出して捕まえようとすることがあります。そのときに壁や家具を破壊してしまうので、ポインターをあてる場所には注意が必要です。
ちなみに我が家ではそれが原因で壁がボロボロになってしまったので、いまは破壊されても良いカーペットの上やジョイントマットの上で遊ばせています。
レーザーポインターの正しい遊び方は?
レーザーポイントの正しい遊び方は、次の通りです。
なるべく猫の背後からポインターを使う
ポインターを使う時は猫の正面からではなく、背後からがおすすめ。正面からだと遊んでいるときに猫の目に入りやすく危険ですが、背後からであれば光が猫にあたりにくいために背後から充てるようにしましょう。
遊ぶ時間は長くても20分まで
猫はレーザーポインターが大好き。そのためずっと遊んでしまいそうになりますが、20分程度に抑えましょう。遊びすぎてしまうと、猫も疲れてしまいます。
猫が好む遊び方をする
レーザーポインターはただ振り回して遊ぶのではなく、猫が好むような遊び方をしてあげてください。
猫が好む遊び方というのは、猫がついてこれるスピードでたまには動きをとめたり、ポインターを左右にフリフリしたりする遊び方です。まるで自分がネズミになったかのような動きを再現してみてください。
また動画配信サービスでは、ポインターで遊ぶ猫の様子を配信している愛猫家さんもいるので、そういったものを参考にしてみても良いかもしれません!
猫に「捕獲した感」を味わせる
ポインターで遊ばせるときは、猫に捕獲した感覚を味合わせてあげるのもgood!猫も一向に獲物が捕獲できなければイライラします。
とはいえ、ポインターを物理的に捕獲させることはできませんので、たとえばネズミのおもちゃにポインターをあてて猫に捕まえさせるなどしてあげましょう。いろんな工夫を凝らして、ただ遊ぶだけでなく猫の満足感も満たしてあげられるといいですね!
まとめ
今回は猫とレーザーポインターで遊ぶ時の注意点と、正しい遊び方について解説してきました。
レーザーポインターは猫の反応がよく、運動不足解消にも効果的。そのため愛猫とよく遊ぶという人も多いですが、正しく使わなければ最悪猫を失明させてしまうリスクがあります。今回紹介注意点を考慮し、猫が安全で楽しく遊べるように努めましょう。
レーザーポインターを正しく使えれば、運動不足解消だけでなく、猫のストレス発散や飼い主とのコミュニケーションアイテムとしても大活躍します。ぜひ、レーザーポインターをつかって愛猫との楽しく充実した時間を過ごしてみてください。