雨の中で1人ぼっちの子猫...家族になろう!!

雨の中で1人ぼっちの子猫...家族になろう!!

一匹の雄猫と暮らしていたのですが新たに猫を迎え入れようと決意し、インターネットの里親募集で保護された子猫と出会いました。子猫を迎えようと思ってから、実際に家族の一員となるまでをお話していきたいと思います。

私が子猫を迎えようと思ったきっかけ

こちらを見上げる子猫

先住猫との出会い

私はもともと猫と暮らしていました。先住の猫とはペットショップでの出会いでした。その時は美しい毛並みとやんちゃそうな活発な姿を見て、一目でビビビと運命を感じてしまいました。

その子はまた既に大きくなっていてセール中の看板...売れ残ったらこの子はどうなるんだろうという恐怖も頭をよぎり、感じた運命を信じ家族になる決心をしました。

保護猫の存在を知ったきっかけ

それから二年が過ぎ、私は猫好きなのも手伝って何か猫たちを助けるようなことは出来ないかと思うようになり、インターネットを使って調べることにしました。

そこで保護猫の存在を知ったのです。たくさんの行き場のない猫たちがいること、たった今この時間ですら犠牲になっている小さな命があること。もう一匹猫を飼いたいなと思っていたので、私は保護猫を迎え入れようと決意しました。

先住猫にも「この子猫と家族になるよ!」と宣言しました。

雨の中、1人ぼっちで待っていた猫

雨の中の子猫

猫の里親になりたいと思ってから、里親や保護猫を募集している所は無いかインターネットで探してみました。里親募集のサイトはたくさんありました。

1匹の保護猫に目がとまった!

当時の保護猫

各保護団体からの猫たち、個人からの募集の猫たち。2歳になる先住猫が雄猫でありやや気性が荒いため、雌猫のほうが相性が良いかなと思い雌の子猫を探してみると、1つの募集記事が目に止まりました。

『雨の中に1人で鳴いていた子猫を保護しており、学生で一人暮らしのため長くは保護できません...』

とのこと。私はこの子だ!とまた根拠のない運命を感じてしまい、保護主さんに連絡をとったところ受け入れてくださり、新たに子猫を迎え入れることとなりました。

小さな小さな子猫

小さい子猫

久しぶりに見る子猫に、初めて会った時思わず、小さい~と言ってしまいました。とても綺麗なグレーとブラウンが混ざった毛並みで、細い手足をいっぱい使ってクルクル動き回る子猫。

保護主さんの話だと、恐らく捨てられたのではないかとのこと...きっととても寂しい、悲しい、怖い思いをしたと思います。ですがそんな表情は一切せず、(猫なので当たり前かもしれませんが)元気元気で私のほうが励まされているような気持ちになりました。

先住猫との仲

初めて先住猫と会った時は『シャシャー!』とかなり怒られていましたが、『そんなのへっちゃらだい!』と言わんばかりに大きな雄猫のあとをくっついて走り回っていました。

今でも2匹で楽しそうに走り回っている姿を見ると、子猫に出会えて、そして子猫を迎え入れることが出来て本当に良かったなと思います。

その後と現在の愛猫たち

現在の愛猫たち2匹

子猫は大食いで一時期は7キロを越える先住猫を上回るご飯を平らげ、この子は将来猫界のお相撲さんにでもなる気かしら...と心配したりしましたが、もうすぐ2歳になろうとしている現在彼女は2.5キロ。

あら、子猫がいるのね、と言われてしまうほどのスリムボディの持ち主となりました。この小さな彼女を追いかけ回して怒られる先住猫。

先住猫のほうは子猫だった彼女が好きで、ちょっかいを出すのでたまにケンカもしますが、良い距離を保ちながら仲良く暮らしています。

保護主さんには子猫の成長を画像を送って連絡させていただいています。保護主さんも子猫のことを忘れずにいてくれています。嬉しいことですよね。

2匹の愛猫たちを見ていると本当に幸せな気持ちになります。今の私がいるのは間違いなく愛猫たちがいつも私のそばにいてくれたからだと思います。

保護猫のこれからとまとめ

二匹の子猫

いつもありがとう。出会ってくれてありがとう。

猫ブームと言われる今、たくさんの猫たちがテレビや本、インターネットで紹介されています。純血種の綺麗でかわいい猫たちがガラスケースで並んでいる裏では残酷で悲しい現実があるのが事実です。

私は保護猫を迎えたあと猫保護シェルターでボランティアを始め、その現実を知りました。

これからも動物たちのために何ができるかを考えていきたいと思っています。今もたくさんの猫たちに、ずっと安心して暮らせるお家を、一緒に暮らしてくれる家族を、暖かい手が差しのべられるのを待っています。

猫をお家に迎えたいと思っている方、まだ迎えるまではいかないけれどちょっと興味があるな、という方がいましたら、保護猫について考えてみませんか?

のぞいてみるだけでも良いと思います。もしかしたら、そこに素敵な出会いが待っているかもしれません。

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