猫がおしゃべりになっているときに考えられる理由3つ 飼い主を猫だと思って話しかけているの?

猫がおしゃべりになっているときに考えられる理由3つ 飼い主を猫だと思って話しかけているの?

猫と一緒に暮らしていると、ときどき「ニャー」と話しかけられることがあります。猫がおしゃべりになっているとき、何を考えているのでしょうか。今回は猫がおしゃべりになる理由を解説します。

1.お腹がすいた

お腹を空かせた猫

猫がおしゃべりになる理由として、まず考えられるのがお腹が空いているからご飯やおやつを催促しているパターンです。小さな人間の子どももお腹が空くとお母さんにおねだりしますよね。その状況と似たイメージです。

飼い主さんにニャーなど鳴き声をあげて話しかけることで、追加のご飯やおやつを出してもらおうと交渉しているのかもしれません。

非常に可愛らしい光景ですが、おねだりに根負けしてご飯などを与え続けると、肥満を招く恐れがあります。心を鬼にして体重管理をしてあげましょう。

2.ヒマだから遊んでほしい

おもちゃで遊ぶ猫

続いて挙げられるのが、ヒマだからかまってほしいという理由。やたらと飼い主さんのまわりをグルグルしていたり、おもちゃの前で鳴き続けている場合はこのパターンである可能性があります。「ねぇ、ヒマだから遊ぼうよ!」と飼い主さんに訴えかけているのかもしれません。

このときの猫は遊びスイッチがオンになっている状態ですので、いつも以上におもちゃに対して食いついてくれるはずです。気分転換も兼ねて、猫と思い切り遊んであげるのも悪くありません。

3.さみしいから一緒にいてほしい

鳴く猫

猫の中には、(寂しいから一緒にいてほしい!)と感じておしゃべりになる子もいます。鳴きながら飼い主さんのそばに近寄ってきたと思ったら、そのまま近くに座るといった場合は、さびしがっている可能性があります。

このときの猫は、甘えん坊状態なときが多いので、しつこくない範囲であれば多少なでなでしても怒られにくいです。また、このタイミングでブラッシングなどをしてあげるのもおすすめです。

ただし、調子にのって触り続けるのはNG。突然カプッと甘噛みされることもあります。あくまでも短時間の接触を心掛けましょう。

猫は飼い主を大きな猫だと思っている

見上げる猫

ではなぜ猫は飼い主さんに対して、おしゃべりになるのでしょうか。

ひとつの可能性として、猫は飼い主さんのことを自分よりも大きな猫と思っていることが挙げられます。

海外の動物研究家ジョン・ブラッドショー博士によると、『猫は飼い主のことを人間という動物としてではなく、敵意がない自分と同じ猫だと認識している可能性がある』と発表しています。

もしこの説が本当であれば、猫から見た飼い主は、狩りもせず動きものんびりした友達のように見えているのかもしれません。一方で、おねだりするということは飼い主さんのことを母猫だと思っている可能性も捨てきれません。

いずれも想像の範囲を超えませんが、なかなかおもしろい説ですよね。

まとめ

鳴く猫

猫がおしゃべりになる理由は様々です。

鳴き声ひとつひとつ意味を理解するのは難しいですが、長年一緒に暮らしていると、なんとなく伝えたいことが分かるという飼い主さんも少なくありません。

今回の記事を参考に、猫がおしゃべりになったとき何を伝えたいのか推察してみてはいかがでしょうか。

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