いつもは決まった場所でトイレをしてくれる猫でも、引っ越しによる環境の変化やストレス、トイレが汚れていたなど、さまざまな理由で粗相をしてしまう可能性があります。
また、猫はもともと吐きやすい動物といわれていて、仕事や買い物から帰ってきたら嘔吐の跡が残っていた、という経験のある飼い主さんも多いと思います。
そこで今回は、そんな時に粗相や嘔吐のニオイや跡を残すことなく片づける方法についてご紹介します!
猫の粗相のニオイや跡を残さない方法
粗相の場所を特定して掃除をしても、ニオイが残ってしまった場合には同じ場所に再度粗相をしてしまう可能性があります。とはいえ、猫のオシッコのニオイはなかなか取れないことが多く、カーテンや壁など、粗相の場所によって掃除がしにくいこともありますよね。
市販の洗剤を使用することも多いかと思いますが、それでもどうしてもニオイが落ちない、という時には下記の方法がおすすめです!ぜひ一度試してみてください。
1.熱湯
洗剤を使って拭き取ってもなかなかニオイがとれないというときは、熱湯をかけてみましょう。
熱湯は、オシッコのニオイ成分を分解することができます。洗剤で一度拭き取った後に熱湯をかけ、温度が下がってきたら雑巾などで早めに拭き取り、乾燥させることでニオイを軽減できるはずです。
2.クエン酸スプレー
クエン酸は添加物が入っていないため、猫が触れやすい部分でも安心して使うことができます。吹きかけても素材への影響が少ない点もポイントです。
また、クエン酸スプレーは、クエン酸と水をよく混ぜてスプレー容器に入れるだけなので、手軽に作ることができます。分量の目安は、クエン酸小さじ2に対して水500mlです。
3.重曹
重曹はニオイに吸着する性質があるため掃除の際によく使用されますが、猫の粗相にも有効です。
粗相をしてしまったところに重曹を撒いて、40℃くらいのお湯につけておくことで、消臭効果が期待できます。布団など、つけおきできるものはこちらの方法がおすすめです。
オシッコ跡の探し方
一緒にいる時に愛猫が粗相をした場合にはすぐに対処できますが、そうでない場合には、なんとなくニオイはするものの場所を特定できない場合もあるかと思います。
嘔吐の場合は比較的場所がわかりやすいですが、特にごく少量のオシッコなどの場合にはなかなか目視で確認できず、後でシミになるなど飼い主さんの悩みの種になってしまいます。
そんなときに活用したいのが、意外にもブラックライトです!
まずは部屋の電気を消し、ブラックライトでニオイのするあたりを照らすことで、くっきりとオシッコの跡が浮かび上がります。尿の中にはブラックライトを当てることで光るビタミンB2が含まれているため、その場所が特定できるのです。
ブラックライトの値段もおよそ1,000円台とお手頃なので、掃除にお困りの飼い主さんにはおすすめです。探す時間と掃除時間が短縮できますので、ぜひ試してみてください!
まとめ
今回は、飼い主さんのお悩みの一つでもある猫の粗相や嘔吐のニオイや跡を残さない方法についてご紹介しました。
お気に入りのカーペットやカーテンに粗相や嘔吐をされてしまった時でも、早めに対処することでニオイなどを取り除くことができます。ぜひ今回の方法を試してみてくださいね。