子猫におすすめのおもちゃ
1.ぬいぐるみ
子猫はじゃれたり噛みついたりして遊ぶことが大好きなので、じゃれる相手としてぬいぐるみを用意してあげるとよいでしょう。キックをして遊ぶことで足の筋力も鍛えられるので、体づくりにも良い効果をもたらします。
飼い主さんの手で子猫をじゃれさせて遊んでいると、噛み癖がついてしまうので要注意!手ではなく、必ずおもちゃで遊ばせてくださいね。
ほぐして中の綿を食べてしまう場合もあるので、激しく解体する子の場合は誤飲しないように素材や取り上げるタイミングに注意が必要です。
2.ボール型の知育玩具
子猫の考える力を育むために、知育玩具で遊ばせるとよいでしょう。初めて知育玩具を使う際は、中にドライフードやおやつを入れて遊ぶボール型のおもちゃがおすすめです。子猫はフードやおやつを取り出そうと時間を忘れて遊ぶので、留守番中のひとり遊びにも最適ですよ。
知育玩具も難易度が様々なので、まずは簡単なものから始めて徐々に難易度を上げていくと、難し過ぎてすぐに飽きてしまうということも防げます。
3.低めのキャットタワー
子猫が足腰を鍛えて筋肉のある健康的な体づくりができるように、上下運動ができるキャットタワーを設置するのがおすすめです。しかし高さのあるキャットタワーには、転落や自力で降りられなくなるなどのリスクがあります。子猫には頂上まで登っても自力で降りられる程度の、低めのキャットタワーを選ぶと安全ですよ。
成猫(1~6歳)におすすめのおもちゃ
1.猫じゃらし
成猫は遊びで狩猟本能を満たすことが大切なので、飼い主さんが猫じゃらしを動かして狩りごっこをさせてあげましょう。猫じゃらしは先にネズミの人形が付いたものや羽が付いたものなどがあり、人形や羽の部分を捕まえることで猫は「狩りを成功させた!」という満足感を得られます。
一緒に遊ぶことで飼い主さんとのコミュニケーションにもつながり、より仲が深まる可能性もあります。
2.ボールなど追いかけて遊べるおもちゃ
成猫の健康維持のために、運動不足を解消することが重要です。できるだけ広い範囲を動き回って遊んでもらえるように、ボールを転がして追いかけるという遊びを取り入れましょう。ボール以外にも、電動のおもちゃやリモコンで動かせるおもちゃを追いかけさせて遊ぶのもおすすめです。
3.キャットタワー
室内でも十分な運動ができるように、成猫もキャットタワーを登り降りして遊ぶのがおすすめです。体が成長してジャンプ力も備わった成猫は、子猫のころに使っていたキャットタワーでは物足りなくなってしまうかもしれません。その時は新しく、愛猫の体格や運動能力に合った高さのキャットタワーを用意してあげてくださいね。
シニア猫(7歳以上)におすすめのおもちゃ
1.ニオイ付きのおもちゃ
シニア猫は嗅覚や視覚などの五感が徐々に衰える場合があるので、興味を引くためにマタタビやキャットニップが入ったニオイ付きのおもちゃを用意してあげるとよいでしょう。
おもちゃで遊んでくれれば運動不足解消になるのはもちろん、マタタビやキャットニップの香りにはリラックス効果もあります。寝床にニオイ付きのおもちゃを置いてあげると、愛猫が安心してくつろげますよ。
2.トンネル
トンネルを設置すると「中に獲物がいるかも?」と興味を持つことで、猫の好奇心や狩猟本能を刺激できるので、シニア猫の認知症予防に効果的です。飼い主さんがトンネルの入り口でおもちゃを動かして、愛猫にトンネルをくぐっておもちゃを捕まえにきてもらう遊び方もおすすめですよ。
また猫は狭くて暗い場所にいると落ち着くので、トンネルの中はシニア猫にとってリラックスしてくつろげるスポットにもなるでしょう。
3.段差が低いキャットタワーや階段
シニア猫は徐々に体が衰えてきますが、筋力や体力を維持できるように適度な運動をしてもらうことが大切です。子猫や成猫と同じようにキャットタワーでの上下運動がおすすめですが、思い切りジャンプをするのはシニア猫の体の負担になってしまいます。無理なく登れるように、段差が低いキャットタワーや階段を設置してあげてください。
まとめ
今日のねこちゃんより:ルビー♀ / 11歳 / 三毛猫 / 6kg
猫のライフステージごとに、おすすめのおもちゃを3つずつご紹介しました。愛猫のおもちゃ選びに悩んだ際は、ぜひ参考にしてくださいね。
また猫は飽きやすいという一面があるので、飽きずに遊べるように多種多様なおもちゃを用意しておくと、毎日楽しく遊びながら運動ができるでしょう。