朝(起床後〜)
猫は明け方と夕方に活動する薄明薄暮性の動物なので飼い主が起きるよりも早い朝3時〜4時ごろには起きていることが多いです。中には飼い主と一緒に起きる子もいます。
猫が目を覚ました後は「遊びたい」「お腹が空いた」「トイレを掃除してほしい」などの理由から、人間が寝ていてもお構いなしにちょっかいをかけて起こそうとするので寝不足気味になってしまうことも。
飼い主は起床したら愛猫の朝ご飯を用意することから1日が始まり、猫がご飯を食べてまったりしている間にトイレ掃除や自分・家族の準備などを済ませます。
ここからお昼にかけては猫が自由にゆったりと過ごす時間です。
昼(12時〜17時ごろ)
昼間、猫は窓から外を眺めたりお気に入りの場所でくつろいだりと思い思いに過ごしています。
外を眺めるのは人間で言うところのテレビのようなもので、鳥や虫が見えたり色々な音が聞こえたりするのが猫にとって娯楽になるのです。
お昼ご飯の有無は猫の年齢によったり家庭ごとに違ったりするので一概には言えませんが、昼前〜夕方まで猫は寝ていることが多いので気兼ねなく家事や用事を済ますことができます。
出勤や外出でこの時間帯は留守にしているという方も多いかもしれませんね。
夕方(18時〜21時ごろ)
飼い主が外出している場合は、帰宅すると音を聞きつけて猫が玄関まで出迎えてくれることがあります。
スリスリしてきてくれたりして非常に癒されますが、飼い主が帰ってきて嬉しい気持ちの表れと同時に「お腹が空いたよ〜」というご飯の催促でもあるので、まずは猫の夕ご飯の準備です。
猫がご飯を食べてまったり過ごしている間に、飼い主も食事を取ったり家事を済ませたりしていきます。寝る前にトイレの掃除も済ませておく必要があるなど、案外こなさなければならないタスクは多いものです。
夜(〜就寝)
夕方やるべきことが終わってから寝るまでの間は、愛猫とじっくりコミュニケーションが取れる大切な時間です。ブラッシングなどのお手入れをしたりスキンシップを取ったりしながら就寝までの時間を過ごします。
子猫や若い猫であれば、余った体力の発散を兼ねて飼い主と思いっきり遊ぶことも。多頭飼いの場合は夜の大運動会に発展するケースも少なくありません。
ご飯を食べて体力も発散し満足できた猫は、寝床について念入りに時間をかけて毛づくろいをします。寝る前のリラックスタイムであり猫流の就寝準備とも言えるでしょう。
そして飼い主も寝る準備を終えると、ゆっくりと眠りにつき1日が終わります。
まとめ
猫を飼い始めると、これまでの生活リズムの中にこまごまとした猫のお世話が加わります。
猫が要求することをきちんと把握した上で叶える必要があるので、1日にやらなければならないことが増えて最初は大変ですが、その分猫がいてくれるおかげで心が癒されますよ。
今回紹介した1日のルーティンを参考に、猫との生活をより楽しいものにしていただけたら幸いです。