「眠る場所」でわかる?猫の信頼度を徹底分析!
いつも一緒にいる愛猫から自分がどの程度信頼されているのか、気になることはないでしょうか。
実は、『眠る場所』から愛猫からの信頼度を確認することができるのです!
今回は6つのパターンからわかる猫からの信頼度と気持ちを解説いたします。
1.飼い主さんの顔の側:信頼度99%
顔の距離が近いこの場所で眠る猫は、「絶対に襲われない」という確信があります。そのため、飼い主さんに対して強い信頼を寄せていると見て間違いないでしょう。
この場所で眠る猫に多い性格は、圧倒的に甘えん坊さんです。いつまでも子猫気分が抜けず、飼い主さんを母猫のように慕っています。
2.布団の上:信頼度95%
猫は本来、ひとりで暮らしひとりで眠る動物です。時々寝床を共有することがありますが、それは親しい相手に限ります。
ということで、枕元ではないけれど布団の上で眠る猫も、そこそこの信頼度があると見て取れます。
この場所を好む猫の性格は、ツンデレさんや束縛が嫌いな甘えっ子が多いでしょう。飼い主さんの温もりは感じたいけれど、いつ離れるかは自分次第というワガママさんです。
3.ソファの上:信頼度90%
ソファは家族の誰もが使う共有スペースです。時にお客様も座る場所なので、多くの人のにおいが残る場所になります。このような場所を寝床にして寛げるということは、人を恐れていない証です。
ソファでよく眠る猫の性格は多岐にわたります。飼い主さんのにおいを感じていたい甘えっ子もいれば、単に質感が好きというクールな子もいるでしょう。
いずれにしても、人と共存すること自体を楽しんでいることは確かです。
4.床の上でヘソ天:信頼度90%
床の上で堂々と眠れること、そしてヘソ天と呼ばれる仰向け姿勢が取れるという環境は、まさに理想の住処。安心して暮らせているという証拠です。
この場所をお昼寝スポットにする猫は、人が好き・構ってほしいという要素が詰まった甘えん坊です。警戒心が強い猫には真似できない大胆な行動になります。
5.棚の上:信頼度70%
やや警戒心が強い猫は、さすがに床では眠れません。その代わり、程よい高さの棚の上で眠ることがあります。
飼い主さんの手が簡単に届く範囲で眠れるということは、少なくとも危険な存在としてマークされていることがないということです。
6.キャットタワーの頂上:信頼度50%
警戒心が強く、人に無防備な姿を見られたくない猫は高い場所で眠ります(暗くて狭い場所を好むことも)。簡単には触れられない場所に身を置くことで安心感が得られるのです。
まだお迎えして間もない猫の場合は、徐々に心を許して眠る場所を変更する可能性があります。優しく声をかけつつ、愛猫のほうからアクションを起こすまで待ってあげてください。
猫の性格によってはずっと高い場所を選び続けることもあるでしょう。少々寂しい気はしますが、個性として受け入れてあげてください。
まとめ
今回は、6つのパターンから見えてくる飼い主さんへの信頼度を解説しました。
顔の側が最も高い信頼度を示し、人から遠ざかるほど信頼度が低くなることがわかりましたね。恐らくこの結果を見て落胆した飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
でも安心してください。猫の場合は必ずしも関係性の善し悪しを示すものではないからです。元々の性格によるものや、今はまだ警戒中というケースも考えられます。
できるだけ近くで寝てほしいと願うのであれば、愛猫が嫌がることや驚いてしまうことを控えるように心がけてみてください。少しずつ距離が縮まるかもしれません。