あなたの愛猫への「依存度」をチェック!重すぎる愛は負担になるかも?

あなたの愛猫への「依存度」をチェック!重すぎる愛は負担になるかも?

愛猫のにおいや温もりがなければ落ち着かない…。愛猫が傍にいないと眠れない…。その状態は、愛猫への「依存度」が過剰になっている証拠かもしれません。もしかしたらその重過ぎる愛が愛猫に負担を与えているかも?!今回は、あなたの愛猫への「依存度」をチェックしてみましょう!

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記事の監修

麻布大学獣医学部獣医学科卒業後、神奈川県内の動物病院にて勤務。獣医師の電話相談窓口やペットショップの巡回を経て、横浜市に自身の動物病院を開院。開院後、ASC永田の皮膚科塾を修了。皮膚科や小児科、産科分野に興味があり、日々の診療で力を入れさせていただいています。

あなたは大丈夫?愛猫への「依存度」をチェック!

抱きしめられる猫

猫を愛する者にとって、愛猫は大切な家族、かけがえのない存在です。その気持ちは愛猫にも当然伝わっているはずです。

しかし、その愛が重すぎると、逆に愛猫にとってはストレスになってしまうことも。猫が好きすぎるあまり愛猫依存になっていませんか?

そこで今回は、愛猫への「依存度」をチェックしてみましょう。愛猫への愛が重過ぎないかどうか、一度確認しておいた方が良いかもしれません。

1.お尻のにおいを嗅ぐ:依存度98%

子猫のお尻

猫をこよなく愛する人は、お尻のにおいですら愛おしくなるものです。タレントの「しょこたん」こと中川翔子さんも「あのにおいがたまらん」とよく仰っています。

にわかに信じ難いこの行動が常習化している飼い主さんは、もはや猫依存の沼にはまっています。愛猫がいない生活など想像すらしたくないのではないでしょうか。

当の猫自身も、満更でもない反応をすることがあります。元々母猫に排泄をサポートしてもらっていたので、自らお尻を向けてくるタイミングは結構あるものなのです。

しかし、成猫の場合は限度というものがあります。望んでいない時にしつこくお尻に接近されても、ただの迷惑なだけでしょう。愛猫の気持ちを無視して続けていると、いずれ強いストレスに発展してせっかく築いた猫との信頼関係を崩壊させてしまう恐れがあるので、程々にしておいてくださいね。

また猫の性格にも個体差があるため、少しのスキンシップのつもりで触れることが大きなストレスになることもあるため、愛猫から距離を縮めるサインが出ない場合は、無理に距離を縮めることは控えましょう。

2.猫吸いがやめられない:依存度95%

猫吸い

モフモフの背中やお腹に顔を埋め、思いっきり深呼吸をする行動を「猫吸い」といいます。これをしないと落ち着かないという飼い主さんもまた、重度の猫依存です。

愛猫が拒否気味に動きはじめても継続していると、いずれ警戒されるようになってしまうでしょう。

(また吸われる!しつこいんだよなぁ…)と呆れられてしまうのです。そんな思いから、飼い主さんが接近すると逃げるようになります。この行動は、実は猫にとって地味にストレスがかかる行動なので気をつけましょう。

3.愛猫が隣にいないと眠れない:依存度90%

猫と添い寝

毎晩愛猫が一緒に寝てくれている場合、何だかんだで傍にいてくれないと眠れなくなっていませんか?これもまた猫依存の症状です。

普段は重いとか狭いとか文句を言いがちなのですが、出張などで離れてみるとあの温まりが恋しくてたまらなくなってしまいます。だからといって、無理やり布団に誘導するのは良くありません。特に夏場は暑いので、別の場所で眠りたいと思う猫もいます。そういう時は自由にさせてあげてください。

その代わり、肌寒くなる秋や冬は密着するチャンスです。就寝時間をある程度定めておけば、習性化して一緒に眠りやすくなるでしょう。無理強いしない範囲で添い寝をしてもらってください。

安眠は体力を回復させるためにも欠かせません。飼い主さんとの睡眠で、ゆっくり眠れなくなってしまうと体調不良につながる危険性もあるため、愛猫の睡眠がとれていないようであれば控えてあげてください。

4.愛猫のことが頭から離れない:依存度90%

首を傾げる猫

仕事中や外出時も愛猫のことが頭から離れない飼い主さん、やはり依存に磨きがかかった状態と言わざるを得ません。

そして、1日離れていた反動から「ただいま〜」とハイテンションで駆け寄ったりしていませんか?

休日は休日で、愛猫の都合を考えずに遊ぼうとしていませんか?どちらも引き気味になる行動です。

猫は元々興奮気味の人を警戒します。更に自分のペースを乱す人に対しても苦手意識を持ってしまいます。

たとえ触れ合いたい衝動に駆られても、愛猫の日課を崩さないように気をつけてください。

まとめ

猫に抱き着く女性

愛猫すら呆れるほどの猫への「依存度」はいかがでしたでしょうか。全て当てはまる方は、もう引き返すことができないほどの愛猫依存です。

それが日々のモチベーションになっているのであれば、悪いことではなくむしろ良い効果を発揮しています。ただ、あまりにしつこい行動に出ると、愛猫が疲れてしまうことを決して忘れないでください。

猫は本来、単独で暮らす動物です。ストレスがかからないように気をつけながら、これからも幸せな猫ライフを楽しんでいきましょう!

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