️1.トイレから離れている
猫のご飯は、トイレから離れている場所に置きましょう。トイレから近いところにご飯を置くのはNGです。
人間もトイレの便器の前で食事をすることに抵抗がありますよね。同じように、トイレの近くでの食事は猫も嫌がる、と思っておきましょう。
しかもトイレの近くに置いた場合は、気分的な問題だけではなく、猫砂が飛び散って入ったり、臭いがうつるなど、衛生的にも問題があります。
小さな頃は、ケージの中にご飯とトイレをセットで置いているでしょう。しかし、猫の成長に合わせて、徐々にトイレからご飯置き場を離して独立させていくようにしてくださいね。
️2.周りを見渡せる
猫のご飯は、猫が周りを見渡せる場所に置きましょう。猫の顔が壁に向いてしまうような場所にご飯を置くのはNGです。
猫は、食べている時もトイレをしている時も、周りへの用心を怠りません。そのため、進行方向に壁があると、周りの出来事に対してチェックすることができません。猫は寝ていても、ちょっとした音ですぐに目が覚めるのはこれが理由です。
ケージ内に設置する場合も同じです。空間の広がる方向にご飯を置いて、猫がテリトリーを確認しながら食べられるようにしてあげましょう。
警戒心の強い猫の中には、隠れた場所での食事を好む子もいます。そんな猫のために、逆に周りから見えない場所を用意してあげるのも手です。
️3.暖かくカラッとしている
猫のご飯は、暖かくてカラッとしている場所に置きましょう。寒くて湿っている場所は、極力避けなければなりません。
まず、猫は遺伝子的に寒がりです。トイレが寒い場所にあると、猫は排泄をしに行かなくなるのと同じです。
そして猫のご飯として利用されることが多いドライフードは、湿気によって劣化が早まります。特に、置きご飯をしている場合は、湿っている場所はNGです。
️4.猫の好みに合わせる
猫の好みの場所を探して、猫が安心して美味しくご飯を食べられるようにしてあげましょう。
上記の基本的な部分をおさえ、その他は猫の好みを優先してください。
高いところで食べたがる、床を好んでいる、暗いところで静かにリラックスしたいなど、その好みは猫によって様々です。びっくりするような場所でも、猫の個性として考えてくださいね。
️置き場所だけではなく食器も大切
猫のご飯では、食器にこだわることも大切です。
猫が毎日使う食器です。まずは、しっかりと高温で焼かれている陶器のお皿を選んであげましょう。安い食器は低温で焼かれているため、釉薬や塗料が口に入る危険性があります。
そして、金属系のお皿やプラスチックはおすすめしません。
高さのある食器、もしくは首とお皿の高さが合うように、成長に合わせてお皿の下に可動式の台を置いてあげましょう。
️まとめ
その『猫のご飯の置き場』大丈夫?適切な場所の条件4つと理由も合わせて解説!についてお伝えいたしました。
大好きなご飯タイムの環境を改善するだけで、猫との信頼関係も高まり、猫の健康も増進して一石何鳥にもなるでしょう。
今現在の状況を見直して、より良いご飯タイムとなるようにしてあげてくださいね。