1.穏やかな性格、動作をしている人
穏やかな性格や動作をしている人は、猫に安心感を与えるので好かれやすいです。
感情の起伏が激しくて急に怒ったりはしゃいだりする人といると、猫は落ち着いて過ごせません。猫が一緒にいたいと思うのは、感情のままに生きている人ではなく、いつも冷静で優しい人なのです。
また性格が穏やかな人は、動作も自然とゆったりとして落ち着いたものになりやすいですよね。
突然素早く動いたり、大きな物音を立てて動いたりする人は、猫を驚かせてしまうことが多いです。猫は驚かされることが嫌いなので、動作が荒い人よりも常に穏やかに動く人を好みます。
とはいえ、急に性格を変えることは難しいですよね。しかし猫に好かれる人を目指したいのなら、努力は欠かせません。
猫の前ではできるだけ怒ったりイライラしたりしないように気をつけて、ゆったりとした動作を心がけてみてください。
2.声は高く、姿勢は低い人
声のトーンが高い人は、猫に親しみを感じてもらいやすいです。反対に低い声は動物の唸り声に似ているので、声が低い人は猫に警戒されたり恐怖を感じさせたりしてしまいます。
「安心して大丈夫だよ」「怖くないよ」と伝えるために、猫には高めの声で話しかけるようにしましょう。
また高いところから見下ろすのも、猫に威圧感を与えてしまうのでよくありません。身長が高い人は、ただ立っているだけで「なんだか怖い」と思われる場合があるので、特に注意が必要です。
猫と仲良くなりたいのなら、床に座ったりしゃがんだりして、姿勢を低くした状態でコミュニケーションをとってくださいね。
女性は男性と比較して声が高く、身長は低いので猫に好かれやすいです。一方、男性は声の低さと身長の高さが原因で、悪気なく猫を怖がらせてしまうことが少なくありません。猫との距離を縮めたい男性は、まず声と姿勢を意識してみましょう!
3.猫の気持ちを察して合わせられる人
基本的に猫はマイペースな性格をしているので、仲良くなるには人間側が猫の気持ちを察してペースを合わせてあげる必要があります。
猫にはひとりで静かに過ごしたい気分の時も多いです。ずっと一緒にいるのではなく、あえて放っておくのも猫に対する優しさだということを理解しておきましょう。
とにかく可愛がってあげれば懐いてくれるだろうと思って、猫の気持ちも考えずに構ってばかりいると、「しつこい!」と嫌われてしまうので注意してください。
もちろん猫には、甘えたい気分の時もあります。猫が自分から近寄ってきた時や体をスリスリと擦りつけてきた時、じーっと見つめている時などは「甘えたい♡」というサインです。瞬時に猫の気持ちに応えて、優しく撫でてあげるなどのスキンシップをとると絆が深まるでしょう。
「今はそっとしておいてほしいのか、それとも構ってほしいのか」を考えて、猫の気持ちを尊重したつき合い方ができるようになると、猫に「この人は理想の飼い主さんだ!」と認めてもらえるかもしれませんよ♪
まとめ
今日のねこちゃんより:むぎ♂ / 3歳 / 雑種(ミックス) / 5kg
猫は誰にでも懐くほど単純な動物ではなく、人に対する好き嫌いもあります。猫が大好きなのになぜか猫に嫌われてしまう、猫を飼い始めたのになかなか仲良くなれない…。そのような悩みを抱えている方もいることでしょう。
猫に好かれたいのなら、猫に好かれやすい人の特徴を真似して、猫にとっての理想の人に近づくことが大切です。今回ご紹介した3つのポイントを参考にして、ぜひ猫に愛される人を目指してくださいね!