「ドライシャンプー」って?
![ドライシャンプーをかけられる猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/2/0b413cd86ae4ee4af1f477a48614b391.jpg)
ドライシャンプーとは、水を使わずに猫を洗えるシャンプーのことです。液体と泡、粉、シートタイプがあります。
細かい部分の汚れは液体、全身に使うなら泡が適しているかもしれません。粉は飛び散るため、吸い込むのが気になる…という声があります。シートは一番お手軽かも。
猫は、水を苦手とする場合が多いです。中にはお風呂場に行くだけでも拒否反応を示す猫もいるでしょう。しかしドライシャンプーであれば水を必要としないため、飼い主さんにも愛猫にも負担がかからず便利です。
1.ドライシャンプーを適量出す
![シャンプーと猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/9/715447ba80a28ff612e5b15c76e335e3.jpg)
まず、手やタオルなどにドライシャンプーを適量出します。
量が少ないと被毛の根本まで行き渡らず、十分な効果を発揮してくれないので、たっぷりめがおすすめです。
2.マッサージするように馴染ませる
![マッサージ](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/adc8a3fb132576c297a6d3fcb4eab192.jpg)
次に、ドライシャンプーを猫の被毛に馴染ませていきますが、このとき「マッサージするように優しく」を心がけましょう。スキンシップの一環として行うと、よいでしょう。愛猫に声をかけながらゆっくり行うことで、リラックスしてくれるはずです。
猫の表情や反応をみながら、行っていきます。汚れが残らないよう、被毛の根本までドライシャンプーを揉み込んでください。長毛種は特に念入りに行うとよいでしょう。
3.仕上げ
![拭く](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/1/e41901f9037add0bb739bed3a1edc8ab.jpg)
全身にシャンプーが行き渡ったら、仕上げをします。タオル等で拭くか、ブラッシングを行います。ドライシャンプーによって仕上げ方が異なるので、パッケージ等で確認して行ってください。
特に汚れやすい顔まわりやお尻付近、足先は念入りに。猫が嫌がらない適度に拭き上げていきます。
なお、タオルドライ後にブラッシングをする合わせ技もよいですね。より美しく仕上がります。
仕上げが終われば、汚れがスッキリと取れて被毛がサラサラになった愛猫が誕生するでしょう。
猫に「ドライシャンプー」をする際の注意点
![シャンプーを嫌がる猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/0/3afe730fc121415865fe7bf3eae93422.jpg)
まず、愛猫のためにドライシャンプーを選ぶ際に気をつけたいのが、「成分」です。香料などの化学物質を猫が嫌がる場合があります。できれば天然成分で作られているシャンプーの方が、体への負担が少ないでしょう。
また、シャンプー中ですが、じっと大人しくしてくれる猫ばかりとは限りません。途中で嫌になって逃げ出そうとする場合もあります。なるべく時間をかけず、手際よく行えればよいのですが…。
もしどうしても猫がじっとしてくれなさそうなときは、一度に全部をきれいにしようとはせず、パーツごとに分けて行うなど、1回の時間短縮を目指しましょう。または、汚れが目立つ部分のみだけシャンプーする、という方法もあります。
猫はストレスに弱いですのでなるべく、負担をかけずに行うことが大切です。
まとめ
![タオルを羽織った猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/2/eb9bae1d70b35a3047301e2b902ce8f3.jpg)
ドライシャンプーは、水嫌いの猫には適したシャンプーです。飼い主さんにも愛猫にも負担が軽いため、お互いストレスが少なくて済みます。
「シャンプーしなきゃ…。でも、すごく嫌がるんだよね。」というときは、「ドライシャンプー」という選択肢を取り入れてみるのもよいのではないでしょうか。