猫が恐怖する『絶対禁止の飼い方』4つ 大きなトラブルになる可能性も

猫が恐怖する『絶対禁止の飼い方』4つ 大きなトラブルになる可能性も

猫を飼うには、猫が安心して過ごせるための「飼い方」を勉強することが大切です。間違った飼い方をすることで、猫が恐怖心を抱いたり、ケガや病気になったりトラブルになる可能性があります。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.外に出す

外を見る猫の後ろ姿

猫を放し飼いにすると、交通事故に遭う、他の猫との喧嘩でけがを負う、感染症にかかる、迷子になり家に帰れなくなるなど猫が怖い思いをすることがたくさんあります。

猫が窓から外を眺めているのを見て外に出たいのかなと思うかもしれませんが、猫は自分の縄張りの中で生活をする生き物です。室内でしか生活をしない猫にとって外は縄張りからはずれた怖い場所であるため、自分から外に出たいと思いません。

ただし、避妊去勢手術をしていない猫の場合、発情期に異性の猫を探しに外に出ようとすることがあります。猫を外に出してしまうと、望まない妊娠をしたり、糞尿で近隣の住民とトラブルになることもあります。

2.構いすぎる

家具の下に隠れる猫

猫は飼い主さんと遊んだりスキンシップをとったりすることが好きです。飼い主さんも愛猫が可愛くて構いたくなってしまうことがありますよね。それは仕方のないことですが、猫もひとりでいたいときや、構われるのが嫌だと思うときがあるのです。

食事中、睡眠中、遊んでいるときに構ってしまうのは、猫にとってストレスとなります。窓際や高いところなどお気に入りの場所でリラックスしているときは、ひとりで過ごしたいときです。

猫は構ってほしいときは飼い主さんにスリスリしたり、見つめたり自分からアピールをします。そうではないときに猫を構ったり、構うのが長すぎたりすると、猫が飼い主さんから逃げるようになってしまうおそれがあります。

お客さんが来たときなどいつもと違うことが起こると警戒して隠れてしまう猫は多いです。お客さんに猫を見せようとして、隠れている猫を無理やり引っ張り出すことも猫にとっては怖いことです。飼い主さんとの信頼関係が悪くなってしまう可能性があります。

3.無理やり体のケアをする

ブラッシングされる猫

猫は自分で毛づくろいをしたり爪とぎをしたり体のケアをしますが、飼い主さんによるケアも必要です。

ブラッシング、爪切り、耳掃除、歯磨きなどのお手入れは、慣れていないと嫌がることが多いです。嫌がる猫を捕まえて無理にケアをしようとすると飼い主さんのことを怖いと感じるようになったり、ケアをさせてくれなくなったりするおそれがあります。

体に触れられることに慣れさせる、道具に慣れさせることから始めて、ケアをするときは優しく声をかけながら行いましょう。しっぽを強く振る、耳を後ろに倒すなどイライラのサインを猫が出したらケアをやめます。一度に全身のケアをしようとせず、少しずつ進めましょう。

4.怒鳴ったり叩いたりして叱る

叩かれそうになってにらむ猫

猫が物を壊したり、入ってほしくない場所に入ったりするなど飼い主さんが困る行動をすることがありますが、大きな声を出したり叩いたりして叱ることはやめましょう。

私たち人間も怒鳴られたり叩かれたりして叱られるのが怖いように、猫も強い恐怖を感じています。そのような叱り方をすると、猫は飼い主さんに恐怖を感じて怯えるようになったり、噛みつくなど攻撃的になったりすることがあるのです。

まずは猫を叱らなくてもいいような部屋づくりをしてみましょう。

まとめ

寂しそうな表情の猫

猫の飼い方によっては、猫が飼い主さんを怖い存在だと思ってしまうことがあります。そしてそのことによって、猫がケガをしたり病気になることもあります。

猫が安心して安全に暮らせるように、飼い方を見直すことが大切です。

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