猫の『狩猟本能』を刺激する飼い主の行動3つ!トラブルが起きないようにするには?

猫の『狩猟本能』を刺激する飼い主の行動3つ!トラブルが起きないようにするには?

飼い主さんに毎日ごはんを用意してもらっている猫は、狩りをして生活しているわけではありません。しかし実際に狩りをしたことがない猫にも、狩猟本能はあります。猫の狩猟本能を刺激する飼い主さんの行動と、トラブルを防ぐためにできることをご紹介します。

猫の狩猟本能を刺激する行動&注意すべきトラブル

飼い主さんの手にじゃれる猫

1.手や足を動かしてじゃれさせる

愛猫の前で手足を動かすと、猫がじゃれてきて可愛いですよね。飼い主さんの手や足とじゃれて遊んでいるうちに猫の狩猟本能が刺激され、ヒートアップして次第にじゃれ方が激しくなることも多いです。

じゃれているうちに猫が興奮しすぎると、獲物を仕留めようとする時のように本気で手や足に攻撃してくる場合もあります。

引っかかれたり噛みつかれたりして、飼い主さんが怪我をしてしまうかもしれないので注意が必要です。

飼い主さんを獲物だと猫に認識させないために、愛猫と遊ぶ時に手や足など体の一部とじゃれさせることは控えましょう。

2.揺れる服装や髪型をしている

猫は目の前で揺れているものを見ると、狩猟本能が刺激されます。飼い主さんがパーカーを着ていて紐が揺れていたり、スカートがゆらゆらと揺らめいていたり、ネックレスなどのアクセサリーが揺れているのを見て、猫が突然飼い主さんに飛びかかってしまうことも少なくありません。

また、揺れる髪の毛が猫の狩猟本能を刺激することも多く、髪型がロングヘアやポニーテールの飼い主さんは、愛猫が頭や髪に飛びついてくることもあるでしょう。

急に飛びかかられると飼い主さんも愛猫も怪我をするリスクがありますし、服やアクセサリーが壊されてしまうかもしれません。

また、飼い主さんの髪の毛を引っぱったりかじったりしている時に、猫がトリートメントや整髪料の成分を舐めてしまうのも体に悪いです。

飼い主さんと愛猫の安全のために、猫の狩猟本能を刺激しやすい服装や髪型はできるだけ避けたいところですね。

3.追いかけっこをして遊ぶ

飼い主さんが移動すると愛猫が追いかけてきて、いつの間にか追いかけっこが始まっていることはありませんか?

後を追いかけてくる愛猫は可愛いですが、追いかけっこをして遊んでいる時、猫の狩猟本能は刺激されて飼い主さんという獲物を捕まえるために必死になっています。

獲物を仕留めようとして、飼い主さんが怪我をするような攻撃を仕かけてくることもあるので注意が必要です。愛猫との追いかけっこは楽しい遊びですが、トラブルを防ぐために他の遊び方を選ぶことをおすすめします。

愛猫が追いかけてきた時に飼い主さんが逃げると、猫の「捕まえたい!」という気持ちはさらに強くなってしまいます。猫がヒートアップしないように、追いかけられてもあえて無反応を心がけてくださいね。

猫の狩猟本能を満たす方法

猫じゃらしで遊ぶ猫

猫の狩猟本能を刺激した結果、飼い主さんが怪我をするなどのトラブルが発生するのは防がなくてはなりません。

とはいえ、猫は狩猟本能が満たされない状態が続くとストレスになってしまうので、愛猫の狩猟本能を満たすことも大切です。

トラブルを防ぎつつ愛猫の狩猟本能を満たす方法は、猫用のおもちゃを使って遊ぶことです。おもちゃを獲物に見立てて、遊びの一環として愛猫に狩りをさせてあげましょう!

猫を満足させるコツは、飼い主さんがおもちゃを生きている獲物のように動かすことです。少し逃げては不意に止まり、また逃げ始めたかと思うとどこかに隠れる…というように、ネズミなどの小動物をイメージした動きで猫を楽しませましょう。

また、遊びの最後には、おもちゃを猫に仕留めさせることも重要です。獲物を仕留められないまま遊びが終わってしまうと、かえって猫のストレスになってしまうので気をつけてくださいね。

まとめ

獲物を狙う猫

どうやら飼い主さんが普段している何気ない行動が、猫の狩猟本能を刺激してしまうようですね。

うっかり愛猫の狩猟本能を刺激して、怪我などのトラブルが起こる可能性もあります。飼い主さんは可愛い愛猫にも狩猟本能があるということを理解し、十分に注意しながら過ごしましょう。

猫の狩猟本能を満たしつつ、ストレス解消と運動不足解消ができるように、ぜひ愛猫と一緒におもちゃで遊ぶ時間をつくってくださいね!

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