1.ごはん
まず挙げられるのが、「ごはん」という言葉。この言葉を呟くと、ごはんタイムだと思って即反応する子も多いです。中には、待ってました!といわんばかりに猛スピードで駆け寄ってくる猫もいます。
待ちに待ったごはんタイムに期待して瞳をキラキラさせている猫を見ると、ついつい追加でご飯を与えたくなってしまう方もいるはずですよね。しかし、ご飯の与え過ぎは肥満の原因です。ごはんというキーワードに反応して駆け寄ってきても、ご飯の量はしっかり管理してあげましょう。
2.おやつ
ごはんに続いて、猫の反応が強力なのが「おやつ」という言葉です。その効果は、眠っていたはずの猫が思わず起き上がるほど!
おやつであれば、ご飯よりもカロリーが低く手軽に与えられます。猫と触れ合いたいときに重宝する言葉ですね。
ただし、おやつも与え過ぎは肥満の原因となりますので、ほどほどを意識しましょう。
ちなみに、「おやつ」関連でいうと、あの有名な「液状おやつの商品名」を言うだけでも振り返る猫は多いです。猫のおやつの代名詞といっても過言ではないその名前は、多くの猫達の大好物ですよね。
海外では、その反応の良さと食いつきから「Kitty Crack(猫用コカイン)」と冗談交じりで称されるほどのようです。日本でも、その商品名を呟いただけで飼い主さんのところに駆け寄ってくる子は多いです。
あの液状おやつ1本のカロリーはそこまで高くありませんが、やはり与え過ぎは禁物です。1日1本に制限し、いざというときの楽しみに取っておいてあげましょう。
3.猫の名前
ごはんやおやつ以外にも、猫を振り向かせやすい言葉はあります。それは「猫自身の名前」。最近の研究で、猫は自分自身の名前を識別できることが判明しました。
飼い主さんの中にも、お家で飼っている猫達の名前を呼ぶと反応してくれる、という経験がある方も多いはず。分かりやすい反応をしていなくても、耳を傾けるしっぽを振るなどの動作で返事してくれているケースも多いです。
猫の名前を呼んで反応してもらいやすくするには、呼び方を統一させることが重要です。「くん」や「ちゃん」などの呼称をバラバラに呼んでいると、猫も混乱してしまいます。
猫の名前を呼ぶときは、なるべく毎回同じように呼んであげると振り返ってくれる可能性が高くなりますよ。
まとめ
猫は、人間の言葉と、その言葉を耳にした直後の出来事を関連付けて覚えます。
たとえば、「ごはん」と言った後に晩ご飯を用意したり、おやつと言いながら「あの有名な液状おやつ」を与えると、「その言葉=良いことがある」と学習し、反応するようになります。
今回紹介した言葉以外でも、別の言葉を言った後に猫が好きなものを用意すると、同様に反応してくれる可能性はあります。ぜひ、愛猫にも試してあげてみてください。