猫の『実は意味がない部位』4選!意外と役に立っていない衝撃の部位とは…

猫の『実は意味がない部位』4選!意外と役に立っていない衝撃の部位とは…

猫の体には、高性能な部位がたくさん備わっています。しかし、必ずしもそうした部位が役に立っているとは限りません。今回は意外と役に立っていない猫の部位を紹介します。

1.目

猫の目

まず挙げられるのが、猫の目。猫の目は暗闇でも物を識別できるように発達しています。これは光を取り込む機能が人間よりも優れているため、薄暗い闇夜であっても獲物を見つけて狩ることが可能です。

その一方で、猫の視界は輪郭がぼやけており一部の色覚を識別できないと言われています。人間のように視力が高くないため、遠く離れた位置にある物は見えにくく綺麗な景色を楽しむこともできません。

2.お腹のたるみ

ヘソ天する猫

猫のお腹のたるみは「ルーズスキン」と呼ばれ、腹部近くの内臓を守る役割を担います。ただ、実際どの程度、内臓保護の役割を果たしているかは定かになってはなく、強い衝撃に対しては正直あまり意味がないのでは?と疑問視する声もあります。

そうなると、お腹のたるみは、単なる皮膚のたるみになってしまいます。まったく役に立っていない訳ではなさそうですが、伸びをした時などに腹部の可動域が増えて便利、ということ等以外に、お腹のたるみのメリットはあまりないのかもしれません。

3.舌

液状おやつを舐める猫の舌

猫の舌で感じられる味覚も、人間のものと大きく異なります。

猫が感じられる味覚は「苦味」「旨味」「塩味」「酸味」といわれています。特に、毒物に共通しやすい「苦味」に対しては敏感に察知します。ただ、味を感知する味蕾の数は人間や犬よりもかなり少なく、正直味覚はそこまで発達していません。

また、猫には甘みを感知する機能が乏しいです。ときどき、猫が喜ぶと思って甘いものを与えようとする飼い主さんも多いですが、残念ながら猫は人間のように甘みを楽しむことはありません。

そのうえ、人間の食べ物は猫にとって有害なことも少なくないため、猫に甘いものを与えようとするのは避けましょう。

4.ひげ

猫ひげ

猫のひげは高性能なセンサーの役割を果たしています。障害物を把握したり、自分が通れる狭さであるかを確認するなど猫にとって非常に大事な部位です。

しかし、ときに猫は好奇心の誘惑に負けてしまい、せっかくヒゲが感知した情報をあえて無視することがあります。たとえば、明らかに入れない狭いところに頭を入れようとしたりする光景を目撃したことがある飼い主さんもいるのではないでしょうか。

せっかくのひげの機能を活用しないところも、猫の魅力のひとつかもしれませんね。

まとめ

驚く猫

猫の体には様々な高性能な部位が備わっていますが、ときどき(その機能を活用し切れていないのでは?)と思ってしまうことも多々あります。

しかし、そんなおっちょこちょいなところも猫の魅力といえます。

今回の記事が、猫の体の部位の秘密を知るきっかけになれば幸いです。

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