みんなの保護猫物語〜ガルボちゃん・プッカちゃんとの出会い〜

みんなの保護猫物語〜ガルボちゃん・プッカちゃんとの出会い〜

最近では、外で暮らしていた猫ちゃんを保護し、家族に迎える人も増えてきました。飼い主さんと保護猫ちゃん、どのように出会って、どんなふうに共同生活を築き上げているのでしょうか?飼い主さんのリアルな声をお届けします!

この子達に会いたい!

今回の主役はシャム猫MIXのガルボちゃんと、キジ白猫のプッカちゃん。現在1歳の男の子と女の子のリアル兄妹です。

どこか聞き覚えのあるお名前は、あのお菓子が由来になっているのだそう。「可愛い響きの3文字にしたくて、チョコレートのお菓子の名前をそのままつけました」と教えてくれました。

飼い主さんと配偶者さんはかねてより、「保護猫のきょうだいをお迎えしたい」と思っていたのだそう。当時からなんとなく「シャムMIXの毛色がいいね」と話し合っていたそうです。

実際に譲渡会にも足を運んだそうですが、混み合っていて、ゆっくり猫ちゃんと接することはできませんでした。そんな飼い主さんがシャム猫系のガルボちゃんと出会ったのは、『ペットのおうち』という里親募集のサイトだったそうで。

「紹介文に妹もいると書いてあり、この子達に会いたい!と思いました」

そして、ふたりが暮らす『いちはら猫の会(千葉県市原市の保護団体)』とのやり取りを重ねた後、飼い主さんのお宅で迎えることになりました。

お見合いの際、ふたりに初めて会った飼い主さんは、「本当に小さくて、プッカがよく鳴いていました。小さくて儚くて、尊い命だな」と思ったそうですよ。

こうして、晴れて飼い主さんのお家の子となったガルボちゃんとプッカちゃん。ふたりは初めてのお家でも落ち着いた様子だったといいます。

「ふたり一緒だったからか、ガルボは家に着いてすぐトイレや爪研ぎもしてくれました」

「きょうだいの保護猫ちゃんをお迎えしたい」という飼い主さんの願いのもと、見事にご縁が繋がったガルボちゃんとプッカちゃん。ふたりは共に甘えん坊で、個性豊かな美猫さんに成長したのでした。

猫達がいるバラ色の人生

6月1日に1歳のお誕生日を迎えたふたり。ガルボちゃんは社交的な性格で、お客様にもすり寄るそうです。

プッカちゃんのことも大好きで、よく甘えているのだそう。ご夫婦でプッカちゃんを構っていると、遠くからじっと見つめてくるそうですよ。一方のプッカちゃんはというと、やや警戒心が働くそうで、大きな音が苦手なのだとか。

「マイペースでオモチャで遊ぶのが好きです。ガルボのことは、なんだかんだで好きみたい。たまに鬱陶しそうにしてるのが笑えます」と教えてくれました。

実は、動物と暮らすこと自体が初めてだったという配偶者さん。最初はおっかなびっくり接していたようですが、今ではガルボちゃんとプッカちゃんから慕われるほどの関係になったそうですよ。

「段々と性格や習性を理解してきて、今は楽しんでいるように見えます。おもちゃの扱いがすごく上手で、猫たちから大人気です!」

飼い主さんにとってもふたりは大きな存在だそうで、「『この子達のために働いて生きるぞ』というモチベーションになっています」と明かしてくれました。

さらに、ふたりを迎えたことで「とにかく人生がバラ色になりました(笑)」と語る飼い主さん。それと同時に、保護猫を迎える責任はとても大きいと話してくれました。

「保護主さんによって一度救われた命を繋ぐことは、責任重大なことだと思います。誰にでもできることではないです。保護された犬や猫は一度、過酷な環境にいたので、生まれつき弱い部分や心に抱えているものがあると思います。それを優しく受け入れられる人は、ぜひ保護猫を迎えてほしいです」

ガルボちゃんとプッカちゃんは、これからも優しい飼い主さんのもとで幸せな猫生を歩んでいくことでしょう。

ガルボちゃん、プッカちゃん、飼い主さん、素敵なエピソードをシェアしてくださり、本当にありがとうございました!

※この記事は、取材協力者さまのご了承をいただいたうえで制作しています

取材/ねこちゃんホンポ編集部
文/めろんぱん

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