️1.踏んでしまった直後の反応を確認
まず、踏んでしまった直後の猫の反応を確認しなければなりません。
予測していない突然の出来事ですから、驚いて逃げる猫がほとんどでしょう。身体ではなく、被毛だけ踏んでしまった場合も抗議の声をたてる猫もいます。
ただし、本当に痛みがある場合は、声をたてることもありますが何も言わずにベッドの下や高いところへ隠れてしまうことが多いです。
️2.骨折や怪我の有無
踏んでしまうと危険な部位は、お腹・背中・尻尾の辺りでしょう。
踏まれた瞬間は人間が近づくと怯えてしまうかもしれませんので、落ち着いてから猫に触れてみましょう。年齢を重ねた高齢猫や子猫は、成猫より動きが鈍いためきちんと確認しましょう。
触れると威嚇をされる場合は、身体に痛みのある可能性があります。うずくまっている、びっこをひいている、尻尾がブラブラしている場合も、骨折などの可能性が高いです。
️3.猫の状態を確認
触れただけでは分からない場合、猫の状態をよく見なければなりません。
食欲がなく元気がない、排泄がうまくできない、呼吸が早いなど、明らかに様子がおかしい場合は内臓の損傷も考えられます。その場合、時間が経つほど危険な状況になります。
️少しでも怪しければ病院へ!
猫を踏んでしまったら、様子見をせず、すぐに病院へ行きましょう。
間違いなく踏んでしまった場合は、何倍もある人間の体重によって何かトラブルが起こっているはずです。絶対に、後回しにしてはいけません。
なお、明らかにぐったりしている場合は、動かすだけでも状況を悪化させてしまう危険性があります。病院へ連れていく前に電話をかけて、獣医師に対処方法を仰いでください。
️まとめ
猫を踏んでしまったらどうする!?3つの確認すべきことと対処法についてお伝えいたしました。
猫は人間が好きですから、近寄ってきて足元へスリスリをしようとします。そのため、余計に踏まれやすいのでしょう。踏んでしまってからの対処も大切ですが、一番は踏まないように気を付ける事です。
人の空間へ猫を誘って暮らしているのですから、我々人間が猫の危険に敏感にならなければなりません。常に猫の存在を考えながら、猫が安心して過ごせるような空間づくりをしていきましょう。