猫が『好む色&嫌う色』TOP2!それぞれの理由まで解説

猫が『好む色&嫌う色』TOP2!それぞれの理由まで解説

猫は人間とは違う視覚を持っているといわれています。人間のようにカラフルな視覚ではありません。そのため、見えやすい色ほど好み、見えにくい色を嫌いやすいです。今回は猫の色に関する好き嫌いを紹介します。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.好きな色TOP1青

猫と青い色

猫が好みやすい色として、まず挙げられるのが青色です。青色は猫でも識別しやすい色。猫用ベッドやトイレ、おもちゃなどにも積極的に採用されている色合いです。

また、人では青色そのものには鎮静作用をもたらす効果が期待されています。猫の好みとしても有効ですが、落ち着いた雰囲気を出すインテリアでも青色は好まれる色合いです。

2.好きな色TOP2黄色

猫と黄色

続いて猫が好むとされる色は、黄色です。猫を飼われている方の中には、商品の包装に使われている黄色のリボンや紐に猫が飛びつく経験がある方もいるはず。黄色も猫にとって識別しやすい色なので、ひらひら動いているのがよく分かるのです。

また、人にとって黄色には希望を感じさせる効果もあります。元気を出したいとき身の回りの物に黄色を増やすと心が弾みやすくなりますよ。

3.嫌いな色TOP1黒

暗闇の猫

ここまで猫が好む色を紹介しましたが、その反対に嫌いやすい色についても紹介します。猫が嫌う色の代表格は黒色です。どうして猫が黒を嫌いやすいのかは、諸説あります。黒色は猫でもハッキリ見えるため相手が大きいと逆に怖がりやすい、天敵のカラスと同じ色合いだからなどの理由が考えられています。そのため、猫用品などにもあまり黒色の商品は多くありません。

とはいえ、この好みに関しては個体差が大きく現れます。黒色でも気にしない子も多いため、あくまでも嫌いやすいだけと捉えておいた方が無難です。

4.嫌いな色TOP2赤

赤いこたつと猫

猫が嫌いな安い色として赤色も挙げられます。赤色の猫用品は反応が薄いと言われることが多いです。ただし、赤色に関しては疑問も多く残っており信憑性も低いです。

というのも、赤色の反応は悪いと言われている一方で同じ赤系統の色合いであるピンクは猫が好みやすいと言われています。

謎が多い赤色ですが、とりあえず猫には赤ではなくピンクを選んであげることを推奨します。

まとめ

猫とカラフルな布

今回、猫が好む色・嫌う色を紹介しましたが、実際の好みは猫によって異なります。猫の色覚に関する研究も、あまり進んでいないのが現状です。ただ、好みの傾向を知っているだけでも猫用品を選ぶ参考になります。

飼い猫の好みと選んだ色がマッチしていれば、気に入ってくれる可能性が高まります。今回の記事を猫用品の色を選ぶときの参考にお役立てください。

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