猫が鼻チューをする意味とは?
猫が自分の鼻を近づけてキスするような行動を通称「鼻チュー」と呼びます。とても可愛らしい行動ですがそもそもなぜ猫はこの「鼻チュー」をするのかご存知でしょうか。今回は猫が「鼻チュー」をする意味や、猫と「鼻チュー」する時の注意点について解説をしてまいります。
1.挨拶をしている
猫同士で自分の鼻をお互いにくっつけている場合、挨拶の意味を込めて鼻チューしていることが考えられます。
お互いに鼻を近づけることによって匂いを確認し合い、情報交換をしているのでしょう。
また、鼻チューは警戒していない相手に対して行う習性があるので、鼻チューをすることによって「あなたに対して敵意はないよ」という意思表示を行っているのだと思われます。
3.何か要求をしている
人に対して鼻チューをする場合人の鼻に鼻チューすることもありますし、猫に向かって指を出している場合、その指に対して鼻チューすることもあります。
人間に対して単純に挨拶を交わしている可能性も考えられますが、何か要求をしたくて鼻チューをしているケースも考えられます。
「遊んでほしい」「ごはんがほしい」といったように何らかの要求があって人間に近寄り鼻チューをして相手の様子を伺っているのかもしれませんね。
2.単純に匂いを確認している
猫や人に対してではなく物に対して鼻チューをしている場合は、単純にその対象物の匂いをチェックしたいだけなのかもしれません。
猫は得体の知れない物や警戒している物に対して、まずは匂いを嗅いで情報を収集しようとする癖があります。
なので、対象物の情報を得たい!という一心で鼻チューしている可能性が高いです。
猫の「鼻チュー」で気を付けるべき注意点
ただし、猫の鼻に付着している菌が人間に移り、病気などのきっかけになる可能性もゼロではないので注意が必要です。
特に、猫にとってはほぼ害がないけど人間には害のあるパスツレラ菌という菌の感染には要注意したほうがよいでしょう。
人間がパスツレラ菌に感染した場合、咳などの症状を引き起こす可能性があるためそれを防ぐためにも猫と鼻チューした後は手洗いやうがいをするのがおすすめです。またパスツレラ菌が傷口などから感染すると、化膿や発熱することもあります。
まとめ
猫にとって鼻チューは「挨拶」「確認」「要求」などさまざまな意味が込められていると考えられています。
愛猫が鼻チューをした場合どのような意図でしているのか汲み取ってあげるとさらに愛猫の心理が分かるかもしれませんよ!