猫『1匹だけ』と一緒に暮らすメリット3つ!知っておきたいデメリットと解決方法

猫『1匹だけ』と一緒に暮らすメリット3つ!知っておきたいデメリットと解決方法

猫が好きな方は、たくさんの猫たちに囲まれて暮らしたいと憧れているのではないでしょうか。しかし、あえて1匹だけ猫を飼うことにも、さまざまなメリットがあります。猫1匹だけと一緒に暮らすメリット、そして知っておくべきデメリットをご紹介します。猫を1匹飼うか多頭飼育するかで悩んでいる方は、ぜひチェックしてくださいね。

猫を1匹だけ飼うメリット

飼い主さんに撫でられて幸せそうな猫

1.猫同士の関係がストレスにならない

多頭飼育をしていると、猫同士の関係がストレスになることがありますが、猫が1匹だけなら他の猫を気にせずに自由で気楽な生活ができます。猫は縄張り意識が強く、単独行動をする動物なので、お家という自分の縄張りには他の猫がいないほうが暮らしやすいのです。

「仲間がいないと寂しいのでは?」と心配する必要はありません。猫は飼い主さんが思うほど、仲間がいないことに寂しさを感じてはいないとのこと。飼い主さんが愛情を注いでくれれば、それだけで十分ということですね。相性の悪い猫と一緒に暮らすくらいなら、ひとりのほうが幸せというのが猫の本音でしょう。

2.飼い主さんと親密な関係を築ける

飼っている猫が1匹だけなら、飼い主さんはその1匹に全ての愛情を注いで、愛猫と親密な関係を築くことができます。

多頭飼育の場合は、全ての猫を公平に可愛がらなくてはならないので、1対1で向き合う時間はどうしても少なくなってしまいますよね。1匹の猫に構っている間に、他の猫がヤキモチを焼くということもあるでしょう。

飼い猫が1匹だと、いつでも飼い主さんを独り占めできるので、愛猫が甘えん坊だったりヤキモチ焼きだったりしても、寂しい思いをさせずにすみますね♪

3.お世話と健康管理がしっかりできる

飼っている猫が多いほどお世話や健康管理が大変になり、つい行き届かない部分が出てしまうものです。一方、猫を1匹だけ飼っている場合は、その子のためだけに時間と労力をさけるので、猫に満足してもらえるお世話や入念な健康管理ができるでしょう。

1匹の猫に使えるお金も多頭飼育をしている場合と比べて多くなるので、高品質なフードやおやつ、新しいおもちゃや便利な猫用アイテムを用意してあげられるのもメリットのひとつです。

猫を1匹だけ飼うデメリットと対処法

キャットタワーの上で遊ぶ猫

猫1匹の暮らしにはさまざまなメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

まずは飼い主さんが外出している時に、遊び相手がいなくて猫が退屈してしまうというのが問題です。お留守番中も愛猫が退屈しないように、ひとりで遊べるおもちゃやキャットタワーを用意することをおすすめします。

たくさん遊んで体を動かすと健康にもよいので、飼い主さんがお家にいる時は、ぜひ積極的に遊び相手になってあげてくださいね。

また飼い主さんご家族の愛情が1匹の猫に集中することで、構われすぎてストレスになってしまうケースもあるので注意が必要です。猫にもひとりでいたい時があることを忘れずに、猫の気持ちを尊重した接し方を心がけましょう。

たとえ愛猫が甘えん坊でも、飼い主さんとベッタリ一緒にいるような生活はおすすめできません。適切な距離感でつき合わなければ、猫が精神的に飼い主さんに依存してしまいます。飼い主さんと離れると強い不安を感じる、「分離不安症」という心の病気になってしまう可能性もあるのです。

たった1匹の愛猫を全力で愛するのは素敵なことですが、愛情の注ぎ方を間違えないようにしてくださいね。

まとめ

飼い主さんに抱っこされる猫

猫1匹だけと一緒に暮らすことには、メリットとデメリットがあります。「愛猫が寂しくないように」という理由で新しい猫を迎えても、かえって愛猫にストレスを与えてしまうかもしれません。愛猫にとって何が幸せなのか、愛猫は何を望んでいるのかをよく考えましょう。

もちろん多頭飼育にもメリットは多く、猫同士の相性がよければ家族や仲間として素敵な関係を築けます。猫を1匹だけ飼うか多頭飼育をするか悩んでいる方は、それぞれのメリットとデメリットを理解したうえで、猫の幸せにつながる決断をしてくださいね!

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