猫の『退屈サイン』3つ!満足してもらうための対処法も解説

猫の『退屈サイン』3つ!満足してもらうための対処法も解説

完全室内飼育が普及し、安全に快適に暮らせるようになった猫たち。その一方で外と比べて刺激が少なめな室内に退屈感を覚える子もいます。今回は猫の退屈サインについて詳しく紹介します。

1.飼い主さんのジャマをする

パソコン前に座る猫

飼い主さんの中には雑誌や本を読んでいるとき、パソコンで作業しているときに猫にジャマされた経験もあるはず。実はこれは猫なりの退屈サイン。猫は雑誌や本、パソコンが持つ役割や意味を理解できません。飼い主さんが一生懸命作業していても、猫からしたらボーっと向き合っているように見えます。

人間目線だと集中しているときにジャマされたように思えますが、猫からするとヒマそうにしているならかまってよ、というメッセージなのです。猫に作業を妨害されたときは、気分転換を兼ねて相手をしてみてはいかがでしょうか。

2.室内をウロウロする

ウロウロする猫

猫は退屈なとき、室内をウロウロすることもあります。室内環境になにか異変が起きていないかをチェックすると同時に、暇つぶしになることがないか探検しているのです。場合によっては同じ部屋を何度もウロウロ彷徨うことも。

猫がヒマそうに同じところを行ったり来たりしているときは、試しに遊びに誘ってみてください。いつも以上に食いつきがいいかもしれません。

3.部屋をボーっと見渡す

部屋を見渡す猫

猫が室内をボーっと眺めているときも退屈しているサイン。何かないかと見渡しているものの、何も起きなくてヒマしている状態です。注意したいのがしっぽの動き。激しく左右に揺れていたらヒマすぎてイライラしている恐れがあります。触らぬ神に祟りなしとも言います。この場合は、猫の気持ちが落ち着くまで、そっとしておいてあげましょう。

室内でも楽しませる工夫が大切

ジャンプする猫

室内で猫を飼育するときは、猫が退屈して運動不足にならないよう、環境を整えてあげることが大切です。オススメなのがキャットタワーなど上下運動できる環境を用意してあげること。猫にとって上下の昇り降りは適度に体を動かす、いい運動です。

キャットタワーでなくとも家具などの組み合わせで高低差を作ることもオススメです。また、窓の近くに猫がくつろげる環境を用意してあげることも退屈対策として非常に有効です。窓の外から見える景色は猫に丁度よい刺激を与え、いい気晴らしになります。

まとめ

退屈そうな猫

室内飼育の猫は退屈を覚える場面も多いですが、決して放し飼いがいい訳ではありません。外の世界には猫にとって危険な存在がたくさんあります。車やカラス、ノミやダニに心無い人々。放し飼いだと、そうした要因が猫に危害を加える恐れがあります。

猫の飼育は室内飼育が基本。その上で猫が退屈しないよう環境を整えたり、適度に遊んであげて快適に暮らせるようにしてあげましょう。

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