愛猫が『子猫モード』になっちゃうシーン3つ♡

愛猫が『子猫モード』になっちゃうシーン3つ♡

猫は「ツンデレ」とよく言われますが、実際クールな一面と甘えん坊の両方の顔を見せます。その中で幼猫のようにふるまうのが「子猫モード」です。今回は、愛猫が「子猫モード」になるシーンについて解説します。愛猫の「子猫スイッチ」を探してみましょう。

1.やわらかい素材をフミフミしているとき

毛布をフミフミする猫

猫はやわらかい素材をフミフミする習性があります。これは母猫のお乳を飲むときの動作です。

この仕草は、実際にはもうお乳をのんでいない成猫の本能にも刻まれています。そのため、猫が手をフミフミと動かしているシーンは、「子猫モード」の時の証拠なのです。

家の中で暮らす猫は、フミフミしたくなるやわらかいアイテムがどこにあるのかを把握しています。

たとえば、飼い主さんのベッド。布団の上に乗り、フミフミをはじめる行動は、母猫と一緒に眠りたいという「子猫モード」のあらわれなのです。

ほかにも、ソファやクッションなど、やわらかいものの上に乗ると「子猫モード」が発動しやすいです。ソファに座ったり、ひざかけをかけたりなど、愛猫が乗ってくるか試してみてください。中には飼い主さんが仰向けになったお腹の上がお気に入りの猫もいますよ。

2.ご飯の催促中

しっぽを立てる猫

猫はご飯が大好きなので、ご飯の準備の音が聞こえたりしてその時間を察すると、全身で喜びを表現します。その特徴のひとつが、ピーンと立てたしっぽです。猫がしっぽを立てて近寄ってくるしぐさは、基本的に喜びを表現するものですが、これも一種の「子猫モード」なのです。

生まれたばかりの子猫は、母猫に排泄の促進やケアなど、トイレのお世話をしてもらいます。しっぽを立てると、おしりは丸見えになるので、この姿勢は母猫にお世話されるときの子猫の気持ちのあらわれなのです。

このように、食事だけではなく、トイレの掃除やグルーミングなど、猫のニーズを叶えるときは「子猫モード」を見るチャンス。しっぽをピーンと立てた流れで、ゴロゴロのどをならしたり、甘えてスリスリしてきたり、かわいい姿を見せてくれるでしょう。

3.リラックスできる状況

へそ天する猫

猫は、緊張した状況だと「子猫モード」を完全にOFFにします。だからこそ、来客中や子供が騒いでいる時間帯は「子猫モード」を見ることは少ないはずです。

猫が「子猫モード」になるためには、空間や雰囲気など、リラックスできる条件が大事になります。家の中でも特に静かな場所や心地よいと感じる室温は、心が解放されやすいようです。

猫がおへそを上にむけて眠るあおむけの姿勢は「へそ天」と呼ばれ、よくその姿を目にしますが、これも「子猫モード」の証拠です。体をクネクネと動かすのは甘えたいサイン。この時は完全に安心しきっているので、猫が求めるならやさしく撫でてあげるのもよいでしょう。

ただしその際は、お腹の真ん中部分に長くふれないのがベター。へそから胸に向かって、円を描くようにさすってあげて、程々のところで止めておけば怒られずに済みますよ。

まとめ

しっぽを立てて近づく猫

「気まぐれ」とか「わがまま」と言われることのある猫。いろいろな表情がある中、飼い主さんとしては甘えん坊の姿も見たいものですよね。

猫の「子猫モード」のスイッチは、意外にも生活の身近なところにあります。ぜひ愛猫のスイッチが何なのかを探してみてください。

ただし、何事もやりすぎは禁物。猫はしつこくされるのが苦手なので、必要以上にかまわないよう注意しましょう。

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