『抜け毛対策』が必須の猫種5つ!短毛種だからと油断できない理由も

『抜け毛対策』が必須の猫種5つ!短毛種だからと油断できない理由も

猫と暮らしていると、「抜け毛対策」は避けて通れない問題なのではないでしょうか。今回は、短毛種を含む「抜け毛対策」が必須の猫種について解説します。

1.サイベリアン

寝転ぶサイベリアン

ダブルコートを超える「トリプルコート」の被毛を持つサイベリアンは、抜け毛対策が必須です。

常にフワフワな被毛を纏っているサイベリアンには、ブラッシングが欠かせません。小さな頃からブラッシングの習慣をつけ、アンダーコートの柔らかい被毛がもつれないようにしましょう。

毛玉が固まった時は、皮膚を痛めないように切り取ります。

2.ノルウェージャンフォレストキャット

座っているノルウェージャン

ダブルコートの長毛種代表であるノルウェージャンフォレストキャットも、抜け毛対策を怠れません。

特に、雪や水を寄せ付けないような役目をするオーバーコートは、非常に固い被毛です。換毛期のブラッシングを怠ると、毛がもつれ熱中症や皮膚炎になる危険性もあります。

オーバーコートが油っぽくなりますのでブラッシングだけではなく、シャンプーも必要です。

3.ペルシャ

横向きのペルシャ猫

ペルシャもダブルコート長毛種ですから、対策をしなければなりません。

フワフワな被毛はペルシャ猫の特徴です。その分、換毛期には多くの被毛が抜けることを忘れてはいけません。抜け毛対策と共に、ペルシャ猫専用のご飯を与え、被毛を健康に保つ必要もあるでしょう。

4.アメリカンショートヘア

立っているアメショ

ダブルコートの短毛種であるアメリカンショートヘアも、抜け毛対策が必要です。短毛種だからと油断してはいけません。

この猫種は、換毛期に驚くほど抜け毛が出ます。短毛種の被毛は、長毛種より猫や人間の体内に入りやすいです。

被毛が舞ってしまわないよう、まめなブラッシングやシャンプーを行います。

5.ロシアンブルー

アップのロシアンブルー

ダブルコートの短毛種であるロシアンブルーも、抜け毛対策が必要です。

青みがかったグレーの被毛が艶やかで特徴的なロシアンブルーにも、日々のまめなブラッシングが必要です。

撫でて被毛をくっつける、グローブ型のブラシを取り入れながら換毛期に備えましょう。

換毛期は抜け毛が増える

粘着型ペーパー

季節の変わり目は、ダブルコート被毛を持つ猫は換毛期となり、通常の10倍近く抜け毛が増えます。

「ダブルコート」とは、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の事です。シングルコートはどちらか一方だけです。ダブルコートには換毛期があり、シングルコートには明確な換毛期がありません。

ただし、最近は家の中が一定の暖かさを保っているため、激しい換毛期が起こらないことがあります。逆に一年中、一定量の換毛をしている場合も多くあるようです。そのため、抜け毛の対策を怠ると、猫が毛球症になったり、室内で被毛が舞って家の衛生状態が悪化します。

猫のセルフグルーミングに任せるだけではなく、まめなブラッシングを欠かさないようにしましょう。そして、毎日の掃除機や粘着型ペーパーでの抜け毛除去を行いましょう。

まとめ

ブラッシングされるペルシャ猫

『抜け毛対策』が必須の猫種5つ!短毛種だからと油断できない理由もについてお伝えいたしました。

人間と一緒に暮らすようになった猫は、人間のお世話がなければベストな状態を保つことはなかなか難しいと考えておきましょう。

ブラッシングは猫の血行をよくし、スキンシップも兼ねます。そして肌に触れる事によって、猫の健康状態をチェックすることができます。

抜け毛対策は、すなわち猫と人間のコミュニケーションと考えておくと、するべきことも見えてくるのではないでしょうか。

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