猫が『顔をゴシゴシ』するワケ3つ!「猫が顔を洗うと雨が降る」と言われる真相とは…!?

猫が『顔をゴシゴシ』するワケ3つ!「猫が顔を洗うと雨が降る」と言われる真相とは…!?

猫が顔をゴシゴシする仕草は猫らしくて可愛いですよね。「猫が顔を洗うと雨が降る」という言い伝えもあります。なぜ猫が顔をゴシゴシするのか、顔を洗うと本当に雨が降るのかをご紹介します。

猫が「顔をゴシゴシ」するワケとは

横になって顔を洗う猫

では、猫が顔をゴシゴシする理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

1.汚れやにおいを取るため

猫は口のまわりについた食べ物の汚れやにおいを、前足でゴシゴシして落とします。食事の後は念入りに顔を洗うことが多いです。我が家の猫たちも食後は満足そうな表情をしながら顔をゴシゴシしています。

汚れやにおいが顔についたままだと、狩りをするときに獲物に気づかれて逃げられたり敵に襲われてしまったりするため、きれいにしておく必要があります。

また、汚れを落とすことは皮膚病を防ぐためにも大切です。

2.気持ちを落ち着けたいから

猫が顔をゴシゴシ洗ったり、体をなめて毛づくろいをしたりするのは、体を清潔にするだけでなく、気持ちを落ち着かせる目的もあります。

例えば、ジャンプを失敗した直後、同居猫と喧嘩をしたときなど、ストレスを感じる出来事があると毛づくろいをします。

何かに失敗したときに、それをごまかすかのように急に顔を洗ったり毛づくろいをしたりする猫もいます。

3.目や耳に違和感があるから

外耳炎や結膜炎、アレルギーなどで目や耳にかゆみや違和感があると、猫が前足でかくようにゴシゴシします。

そのままにしておくと、前足でかいたことで耳や目などに傷がつき悪化する場合も。愛猫が耳や目を気にしている仕草を目にしたら、早めに動物病院で処置をしてもらいましょう。

猫が顔を洗うと雨が降る!?

雨で濡れた窓から外を見る猫

『猫が顔を洗うと雨が降る』という言葉を、誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。はたしてこれは本当のことなのでしょうか。

これには、『雨が降る前は湿気が多くなり、猫のひげの表面に水分が付着して重くなるから』という説や、『猫は天気が変わることに不安やストレスを感じるので、顔を洗ったり毛づくろいをしたりして不安を取り除こうとしている』という説があります。

他にも、『湿気が多くなると、猫の顔についたノミが動き出してかゆくなるため』など、様々な説があるのです。

実際のところ、猫が顔を洗ったら雨が降るのかどうかについては正確な統計がないため、今のところ科学的根拠はないようです。

まとめ

顔を洗う縞模様の猫

猫が顔をゴシゴシと洗うのは、汚れやにおいを落とすため、ストレスを感じた気持ちを落ち着かせるため、目や耳がかゆいときなどです。

猫が顔を洗うと雨が降ると言われているのは、空気中の湿気が多くなったときにひげについた水分をとるため、天候が変わる不安を取り除くためなどの説がありますが、科学的根拠はないそうです。

しかし、猫は人よりも敏感に湿気を感じているため、もしかしたら猫の仕草で天気の変化が分かるかもしれません。

天気の変化がありそうなタイミングで、一度愛猫の仕草を観察してみてはいかがでしょうか。

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