1.頭に何かを乗せられたとき
![うさぎ猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/2/2108f65cfc191dc7e1733de4298b227b.jpg)
ネット上で話題になったのが、猫の頭に「テープ」を載せると、無抵抗になる、という噂です。試してみた動画が数多くアップされています。効果のほどは、いかがなものなのでしょうか。
筆者がチェックした限りでは、個体差が激しいよう。噂通り大人しくなる猫もいれば、逆にテープを取ろうと大暴れする猫もいました。こればかりは猫によるため、やってみなければ分からないようです。
ほわほわとしたぬいぐるみのようなエリザベスカラーをつけると無抵抗になる、という噂も。特に、猫が嫌う爪切りをするとき、試す飼い主さんが多いようです。
いずれにしても猫本人が望む状況でないのは確かです。くれぐれもお手入れなど猫にじっとしていて欲しい時のみに限るなど、愛猫のストレスにならないよう注意したいですね。
2.子供に絡まれたとき
![ギュッとされる猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/0a4f3d216d6e234a7d5bc0662a853dbd.jpg)
猫は子供に絡まれても、「仕方ないな」といったような空気を醸し出し、無抵抗でいることがあります。例えば、赤ちゃんがしっぽをギュッと掴んだり、頭などをペシペシしたりしても、グッと我慢をしているのです。「子供だから仕方ない」と思っているのでしょう。
とはいえ、我慢の限界が来たり命の危険を感じたりした場合は、反撃に出る可能性があります。子供が猫の近くにいるときは目を離さないようにし、あらかじめ猫に対する接し方を教えておくとよいでしょう。
3.完全に心を許しているとき
![寝そべる猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/d0f9b4ac68ad4868a47ecb4e8c42e915.jpg)
完全に心を許していると、何をされても無抵抗になる場合があります。筆者宅の猫は、私の布団に入ってくるとその状態になり、ベタベタと触っても、嫌がりません。普段は割とそっけないタイプなので、正に「ツンデレ」という言葉が当てはまりそうです。
ネット上にも、飼い主さんに好きなようにいじくられても無抵抗な猫の姿がたくさんアップされています。完全に心を許しているので、「なんでもOK」状態なのでしょう。でももし、猫が嫌がるそぶりを見せたら、すぐに止めてあげてください。
4.首の後ろを掴まれたとき
![子猫を運ぶ母猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/9/4b22fd84f1986ca8394485581f3795f1.jpg)
首の後ろを掴むと、無抵抗状態になることも。これは、子猫を母猫が咥えて移動させるからです。首の後ろを咥え、運びます。
このとき子猫は、落ちないように大人しくなるのです。その習性が残っているため、首の後ろを掴むと無抵抗に。
ただ、成猫になると効果が薄れる場合や逆に嫌がる場合もあります。また、掴んだまま持ち上げるのは負担がかかってしまうため、成猫に行わないようにしましょう。
元気がないときの症状
![こちらを見る猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/7/da0fd412f19b36d6c5efd1b12d7d143b.jpg)
上記に記載した項目で無抵抗になっているのか、それとも元気がないのか、見分けるにはどうしたらよいでしょうか。猫の元気がないときは、食欲不振や下痢、嘔吐、ずっと動かない、暗いところに隠れてでてこない、などが挙げられます。
このようなときは触っても無抵抗かもしれませんが、何か異常がある可能性があるため、迅速に対処してあげてください。明らかに様子がおかしい場合は動物病院へ連れて行くとよいでしょう。
まとめ
![ダリルちゃん](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/cceed430092c49289dff15679b797e69.jpg)
今日のねこちゃんより:ダリル♀ / マンチカン / 1.1kg
警戒心が強いはずの猫が無抵抗だと、面白いと感じるかもしれません。心を許してくれて何をしても受け入れてくれる愛猫を、思う存分愛でるのもよいでしょう。
ですが場合によっては、ストレスや病気が原因で元気がなく抵抗できないのかもしれません。それを、しっかりと見極めてあげてください。