永遠の子猫『ドワーフィズム』の特徴4つ!原因と治療法も解説

永遠の子猫『ドワーフィズム』の特徴4つ!原因と治療法も解説

子猫を迎えたとき、「ずっとこのままだったら良いのに…」と思った経験はありませんか?実は世の中には、成猫になっても子猫のままのような猫が存在するのです。嘘のような本当の話、ちょっと聞いてみませんか?

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.成長しても小さいまま

上を見上げる子猫

ドワーフィズムを発症している猫は、「ドワーフキャット」と呼ばれることがあります。生後数ヶ月経過したとき、兄弟猫との大きさに明らかな差が見られるようです。

ドワーフィズムの主な原因は2つ考えられ、1つが「先天性甲状腺機能低下症」です。この場合、顔は成長しても体が小さいのが特徴の一つ。

もう1つの原因は、「下垂体前葉機能不全」です。こちらは、顔も体も大きくならず、ずっと子猫のまま、という印象が強くなります。

2.動きがゆっくり

ピアノの上の子猫

 ドワーフキャットは、精神や神経、筋肉の反応が鈍くなるため、動きがゆっくりになる場合が多いです。ネット上に多くのドワーフィズムの猫の動画がアップされていますので、チェックしてみると分かりやすいでしょう。一般的な猫よりも、ゆっくり動いています。

その様子はとても可愛らしいのですが、もしご縁のあった猫にドワーフィズムの疑いがある場合は、すぐに動物病院を受診し、適切な診断や治療を受けましょう。

3.被毛が少ない

上目使い

 ドワーフィズムを発症していると被毛が少なく、何かおかしいと感じることがあるようです。もちろん、被毛に異常が表れる病気は、ドワーフィズムだけではないため、もしかすると別の原因があるかもしれません。

いずれにせよ、被毛がおかしいということは何かしらの異常があると考えられますので、早めの受診をお勧めいたします。

4.顔の幅が広い

首をかしげる子猫

顔の幅が広いのも、ドワーフキャットの特徴です。特に、先天性甲状腺機能低下症の場合に表れやすいようです。なぜなら、この病気は甲状腺ホルモンの分泌が低下するため、骨の成長に影響が出るためです。

ぜひ、ネット上に上がっているドワーフキャットの画像を見てみてください。ほとんどの猫が幅広い顔を持っていることが分かるはずです。

ドワーフキャットの治療法とは?

抱っこされる子猫

ドワーフィズムの治療法は、原因によって異なります。先天性甲状腺機能低下症の場合は、甲状腺ホルモンの投与を生涯に渡り行う必要があるようです。成長期の早い段階で治療を行うことで、正常な範囲の成長ができる場合も。

下垂体前葉機能不全では治療法が確立されておらず、まだ手探り状態といえる状況のようです。

骨の成長が止まってしまってから治療を行っても、一般的な猫の大きさになることはないため、早めに行う必要があります。

まとめ

寝そべる子猫

ドワーフキャットはその愛らしさにもてはやされることがありますが、病気だということを忘れてはいけません。愛くるしい姿の裏では、苦しみを抱えているのです。もしドワーフキャットに出会ったら必ず、動物病院へ連れて行ってあげてください!

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