猫がする『笑顔』の見分け方とは?見られるタイミング4つ!

猫がする『笑顔』の見分け方とは?見られるタイミング4つ!

猫の表情は、どこか捉えにくい部分があります。しかし、表情が持つ特徴を知ることで、笑顔に気づくことができるようになります。今回は笑顔と別の表情の違いと、猫が笑みを浮かべるタイミングについて紹介いたします。

猫の笑顔とは?

笑顔で見つめる猫

猫も楽しい時や嬉しい時、ワクワクするような出来事に遭遇した時には笑顔のような表情を見せてくれます。

猫の笑顔とはどのようなものなのでしょうか。他の表情との見分け方を紹介いたします。

見開いた目が柔らかい印象になる

猫は不測の事態に驚いた際も、興奮している時も目を見開いて黒目が大きくなります。

ポジティブな感情が出ている時も似たような目の動きになるのですが、この場合は柔らかい印象になります。上目遣いで、さらに「キュルン」とした輝きを放つような目にもなります。

耳がピンと張っている

先程のような印象を与える要素は他にもあります。その1つが耳の動きです。

緊張や怯えを表す耳は、横に倒れた「イカ耳」という状態になります(シルエットがイカに見えることからそう呼ばれています)。

嬉しさを表す耳はピンと張っている状態です。イカ耳のように萎縮した様子とは明らかに異なり、生き生きとした様子がうかがえるでしょう。

ヒゲが10時10分の位置になる

ヒゲの動きも重要なサインです。楽しそうにしている時は「10時10分」の位置にになり、やや前方を向いています。

目・耳・ヒゲの動きを総合的に見ると、どこか微笑んでいるような顔立ちに見えてきます。

しっぽがピーンと立つ

さらに、しっぽの動きにも注目してみてください。

しっぽがピーンと立ち、細かく揺れている時は機嫌が良い証です。まさに、「ルンルン」と心が踊っています。

目を細めてうっとりする

キラキラとした微笑みとは異なる笑みもあります。それが、目を細めた時に見られる笑顔です。

「幸せにゃ〜」という声が聞こえてきそうなほどうっとりした表情になります。

猫が笑顔になる4つのタイミング!

遊ぶ猫

それでは、猫の笑顔を表す表情が、最も際立つ瞬間はいつなのでしょうか?

ここからは、猫が思わず笑みを浮かべるタイミングを4つ紹介いたします。

1.好きな物を見聞きした時

大好物のおやつを目にした瞬間や、おやつを開ける音、具体的なおやつ名を耳にした瞬間はルンルン気分になります。

2.獲物(おもちゃ)を見つけた時

猫は夕方や朝方になると活発になります(家猫の場合は概ね夜間)。

このタイミングで面白そうなおもちゃを発見すると、目を輝かせて喜びます。「わぁ、美味しそうな獲物がいる!」と本能的に嬉しくなるのです。

3.ご飯時

食いしん坊の猫が満面の笑みを浮かべるシチュエーションといえば、やはりご飯時です。準備段階から既に上目遣いで見つめてくるのではないでしょうか?

「うちの子はご飯を見ると笑顔になる」という感覚は、単なる錯覚ではなく本当に笑顔になっているのです。

4.飼い主さんに甘えている時

普段は素っ気ない猫でも、飼い主さんに甘えたい時があります。自分の欲求が叶い、思う存分甘えている時はうっとりした表情になるでしょう。

愛猫の笑みを見ながら、飼い主さんの口角も上がっているはずです。

まとめ

うっとりする猫

今回は。猫の笑顔の特徴と、笑みを浮かべるタイミングについて紹介いたしました。

日頃の生活の中で、できるだけ多くの笑顔を引き出してあげたいですよね。

猫の狩猟本能を満たす遊びをしたり、甘えたいタイミングで構ってあげれば、幸せそうな表情が自然と増えるでしょう。

逆に、頭ごなしに叱ったり、愛猫が嫌がることをしてしまうと、表情が暗く警戒モードになってしまいます。笑顔が消えてしまわないように、明るく楽しく過ごしてくださいね。

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