1.過剰にグルーミングをする
![グルーミング中の猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/6/c46a818a6b88dfa81a5436c3e08fd096.jpg)
猫が身体を過剰に舐めすぎると、当然体内に蓄積される被毛の量が多くなります。すると、「毛球症」といわれる症状を発症し、重症化すると手術が必要になります。毛球が体内から排出されなければ、消化管閉塞を引き起こすなどして、最悪死に至ります。
猫が普段より多くグルーミングをしている場合は、何らかの原因があります。
人間と暮らすようになった猫には明確な換毛期がないため、日々愛猫のブラッシングを欠かさないようにしましょう。同じ場所ばかり舐めている場合は、皮膚病があったりストレスを溜めている可能性がありますので、すぐに病院を受診してください。
2.植物に興味がある
![植物に興味を持つ猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/2/a3376ca00c243b8cadfc0b23c848cc14.jpg)
猫が猫草以外の植物を食べることに興味があると、命の危険に関わる恐れがあります。
猫草を食べる猫は、家の中にある切り花や観葉植物にほとんど抵抗を感じないようです。しかし家の中には、猫にとって危険な植物が多くあり、誤まって食べてしまうと中毒症状が引き起こされ、死に至ることがあります。
まずは猫を飼ったら、ポトス・シクラメン・ユリなどの猫にとって危険な植物を、家の中へ絶対に置かないようにすることが大切です。
3.おもちゃを壊す
![おもちゃに噛み付く猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/5/d5f0a6fb270581ae4a2b19688d5be63f.jpg)
おもちゃを壊すように遊ぶ場合は、命の危険に関わる可能性があります。
元々、噛み付くことが好きな猫はおもちゃを壊しやすいです。壊れたおもちゃは誤まって食べてしまいやすく、喉に詰まらせたりおもちゃで食道や内臓を傷つけてしまう事があります。
猫のためには壊れないおもちゃ、傷つける危険の少ない素材のおもちゃを選びましょう。そして、必ず人間と一緒の時に遊ぶようにしなければなりません。
4.脱走癖
![外へ出ようとする猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/2/1ee12f0ff4691bc91513f3d22315af3d.jpg)
家の外に興味を持っていると、大きな事故を引き起こしかねません。
玄関や窓から飛び出して、交通事故に巻き込まれるかもしれません。2階以上と知らず、落下してしまうかもしれません。外へ出たくても出られないため、ストレスから病気になってしまうかもしれません。
避妊去勢手術を行い、できる限り外への興味を持たせないようにしましょう。また、ベランダへの行き来も出来ないように工夫します。
外で暮らしたことのある猫には、玄関や窓に脱走防止ガードを取り付けた方が良いでしょう。
5.台所で遊ぶ
![台所で探検する猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/0/674631cc51056cb052bb50ccd75c5c13.jpg)
コンロや刃物など、危険な物が多く存在する台所で遊ばないようにしなければなりません。
飛び乗った時に火の点いているコンロで火傷をおったり、置いてある刃物で怪我をするかもしれません。ネギ類やチョコレートなど、猫にとって命の危険に関わる食べ物を間違って食べてしまうかもしれません。台所へ出入りすることは避けた方が良いでしょう。
台所へ扉を取り付けて出入りができないようにする他、コンロへの対策も行います。「うっかり」を防ぐためにも、食べ物や台所用品は必ず片付けるようにしましょう。
まとめ
![不安そうに振り向く猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/5/345d752daddd55d9fd05e6a10b401b01.jpg)
猫の死の危険がある『問題行動』5つと飼い主にできる対策についてお伝えいたしました。
人間との生活には危険がたくさんあります。危険を避けるためには、人間に歩み寄ってもらうのではなく、我々人間が猫に歩み寄っていく方が確実です。
できる限り危険をなくし、猫にとって安全な生活空間を作るようにしたいですね。